2014年のイギリス・バルセロナ遠征旅。
ロンドン、リバプール、ロンドン、そしてバルセロナへ移動し、サッカー観戦した後、フィギュアスケートのグランプリファイナルを観戦しました。
今大会の羽生さんのプログラムは、ショートが「バラード1」、フリーは「オペラ座の怪人」でした。
この記事では、この大会の会場であるバルセロナのフォーラム地区にある Centre Convensions Internacional Barcelona(CCIB)の様子、男子の公式練習と試合の模様をレビューします。
目次
会場CCIBについて
今回、2014年12月にバルセロナで行われたグランプリファイナル(GPF)の会場は、
国際会議や国際見本市にもよく使われる、
バルセロナの端にあるフォーラム地区の「Centre Convensions Internacional Barcelona(CCIB)」でした。
会場入口
正面の入口は、最寄り駅やオフィシャルホテルなどからは、反対側に周ることになります。
入り口にチケット売り場があり、チケットを引き換えたり、公式練習のチケットや当日券を買うこともできました。
大会公式から事前に購入していたEチケットを、入り口の係り員に見せてバーコードを読んでもらって入りました。
広々としたロビーフロア
ロビーフロアは広々としていました。
EDEAのブース
EDEAさんのブースでは、羽生さんなどのカードを数枚頂きました。
プログラムは無料
山積みにされていた今大会のプログラムは、なーんと、無料でした!
太っ腹なGPFバルセロナさんでした♪
ミニ・リンク
ミニ・リンクもロビーフロアに設営されてました。
オフィシャルグッズ
公式グッズのブース。
その他のブース
フィギュアの国際大会ではお馴染みのカナダのダッシュツアーさんのブースでは、翌年の世界選手権のツアーの予約を受け付けていました。
キスクラを再現したブースで、記念撮影スポットでした。
カフェコーナー
カフェちゃんと出ていました。
コーヒー、ミネラルウォーター、ソフトドリンクなどはもちろん、サンドウィッチや焼き菓子などもあり、お値段も普通でした。
座席からのリンクの眺め
ジャッジ裏、ゴールド、最前列、真ん中あたりの席から見た会場です。
この大会の収容人数は5,000人でした。
通路の前の青いスツールで区切られている席はVIP席でした。
このようにゴールドの最前列とはいえ、リンクからはちょっと距離があって、プレゼント投げ入れする場合はちょっと気合い入れないと難しほどでした。
皆さん、頑張って投げていましたけど。
私の席からはこのカメラが邪魔でーーー涙涙涙
このように最前列といっても、残念ポイントが大きい席もあるのです。
その点ではもう少し上の席の方が観やすかったんじゃないかと。
こればっかりは、実際、会場の席に座ってからでないと、わからないことなのでどうしようもないのです。
あとキスクラも少しジャッジ側を向いていたのも、ちょっと残念でした。
12月11日 男子公式練習
公開練習の時間帯だったので、まだ会場ロビーはガラ~ンとしていました。
公式練習でいろんな選手の調子を観察しようとすると、かなり疲れます。
ピンポイントで選手1人に集中しないと駄目です。
選手によってはそれでも大変ですけどw
この日の男子の公式練習は、アイスダンスの公式練習の後、12:40~13:20まででした。
羽生さん、FSの曲かけでは4Sの調子が良くなさそうで、動画でフォームを確認しながらの練習でしたが、
笑顔も多く、気分は良さそうでした。
この日に会場で頂いた無料のプログラムと、EDEAさんの羽生さんのカード(^^♪
12月11日 開会式
そして、夕方19:45から開会式が行われました。
ペアのショートからスタートしました。
コンデジで邪魔なTVカメラ画面をフォーカスして、他をボカすのやってみよーと思ったけど、やっぱ難しいーね。
目立つ応援は、カナダのダッシュ・ツアーご一行でした。
12月11日 女子ショート
21:30から女子のショートがスタートしました。
会場は和気あいあいで、緩い雰囲気。
お隣さんが誰のファンかで観戦スタイルを変える必要がある殺伐とした、怖~い雰囲気のどこかの国の会場とは真逆の状態でsきた。
ロシア女子万歳ー!という感じで終わった女子ショートの後、会場を出たのは23:00近く。
もう体はヘトヘトで、そのままホテルの部屋のベットに直行して爆睡しました。
12月12日 男子公式練習
ホテルでの朝食の後、再び部屋に戻り、ちょっとゆっくりしたりして、また公式練習へ。
この日の男子の公式練習は11:20~11:50でした。
羽生さんは昨日に引き続き、ブライアンや菊池さん達、他の選手達などと和やかな雰囲気の中での練習のような感じだったので、こちらも安心して観ていられました。
全体的には流してる感じでした。
4T、3A、主に3Ltz-3T、ジャンプを集中的に飛んでましたが、全てパーフェクトでした!
この時点では、なんか「ジャパン陣でワン、ツー、スリーいけるんじゃないのー!?」という感じでした。
12月12日 男子ショート
ジャッジ裏、Goldの最前列から見た感じです。Goldの前に通路があって、その前にあるボックスがVIP席でした。
Goldの最前列といっても、このようにリンクからは少し距離がありました。
だったけど、VIP席のおかげで「テレビカメラへの映りこみ」という悲劇もなかったは良かったです。
それまでのグランプリシリーズの結果では、最下位の6位でこのファイナルに出場した羽生さん。
滑走は1番滑走になります。
最初の4回転トーループ(4T)を決め、トリプルアクセル(3A)もきれいに決めて、
これは!行けるぞーーー!!!と思ってたところで3回転ルッツ(3Lz)-3回転トーループ(3T)で転倒…。
でも、少し笑いながら演技を終えた羽生さん。
実は凄い余裕があったのかー!?と思ってたもんですが、ご本人もリラックスして演技を楽しめ、気持ち良く滑れたそうですね。
そして、最終的にショートを終わった時点で94.08点で首位にーーー!!!
2位の町田さんとは6.26差。
ハビエルの地元スペイン開催の大会だったせいか、応援がもの凄かったです。
ちなみにハビエルはマドリード出身です。
でも、そんな熱い応援が逆にハビエルには重いプレッシャーになってしまったんですね…。
12月13日 男子公式練習
この日の男子の公式練習は、アイスダンスの後、14:10~14:50でした。
ですが、練習が始まっても、羽生さんが現れず、観客席の私達もザワザワ…。
と思ってたところに、10分後くらいに羽生さんが現れ、会場全体は安堵…(´▽`) ホッ
調子悪いのかなーと心配してましたが、曲かけでの4S、4Tはパーフェクト!
練習が終わって、他の選手が出て行った後にも、少し練習を続けていました。
なんだよー、心配したよー。
12月13日 男子フリー&表彰式
会場にいたGPFバルセロナさんのキャラクター。
少し疲れが出て、昼寝から目が覚めたのが男子フリー開始直前。
お友達も心配してたようで呆れられましたが、20:45からの男子フリーにはギリギリ間に合いました。
んー、町田さん。。。
んぎゃー、ゆづーーー!!!
4回転サルコウ、4回転トウループ成功!!!
最後の3回転ルッツで転んだ後、笑ってました。
オペラ座の怪人 194.08
技術点 103.30
構成点 91.78
減点 1.00
合計 288.16
GPF2連覇!!!
おめでとーーー!!!
「自分がスケートしていて楽しかった。試合でこれだけ幸せな気持ちで滑れたのは何年ぶりだろうかというぐらい。そこが一番良かった。」
このゆづの言葉そのまんま感じられたフリーからの表彰式でした。
お隣の席だったニース時代からの古ーくからのゆづファンの方も、
「こんなにゆづ君が嬉しそうにしている大会って初めてかもー。」と仰ってました。
とても和やかで良い大会でした♪
12月14日 エキシビション
地元の新聞をホテルで頂きましたが、私がもらった新聞にはハビエルだけで羽生さんは載っていませんでした。
お昼からエキシビションが始まりました。
生ザ・ファイナルタイムトラベラーに胸熱。
あっという間にバルセロナでのGPFが終わってしまいました。
観戦の感動や楽しみの余韻を楽しむ時間の余裕があれば、もっと楽しかったのになとちょっと反省。
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2020/10/10