ロシアW杯観戦旅行のモスクワでの空き時間に、日本人サポーター向けに元バレリーナの山本萌生さんのガイドでの、ボリショイ劇場のバックステージツアーが何回か開催されたので参加してきました。
見学ツアー料金は3,500ルーブル(約¥6,100)。
山本さんの興味深い話を聞きながら、薄暗い中で、急ぎ足で移動しながら写真を撮らなきゃいけなかったこともあり、残念ながらあまり良い写真が撮れていないのですが、
今後、現地でこのボリショイ劇場バックステージツアーに参加したいと考えていらっしゃる方へ、イメージだけでもお届けします。
なお、見学順路はこの通りではありません。
ベートーベンホール
ボリショイ劇場の前には噴水があるのですが、
ちょうどこの下がベートーベンホールという、300人収容の移動舞台設備を備えたコンサートホールになっています。
白のホワイエ
1941年にドイツ軍の空爆で大破したが、1943年に再建され、ソ連時代のコミンテルンの集会にも使用されたそう。
特別展示室
作曲家や著名なアーティストの生誕記念、またバレエやオペラの衣装などが展示されています。
展示内容は3か月ごとに変わるそうです。
円形の間
謁見の間である「円形の間」
皇帝の間
皇帝とその親族専用のスペースであった皇帝の間。
山本さんからは劇場のガイドだけでなく、バレエの表現とその意味を通してバレエの味方なども教えて頂きました。
観客席
ちょうど舞台の設営中でした。
オーケストラ・ピットでも準備が始まっていました。
1階から天井桟敷に移ります。
意外と見やすいかも!?と思ってしまった天井桟敷席。
豪華なシャンデリアが吊るされている上には、大リハーサルルームがあります。
今回、ラッキーなことに、この大リハーサルルームで男性ダンサーのリハーサルの様子を見学することができました(撮影禁止)。
最後はボリショイ・ショップ
ツアーの最後は、ボリショイ・ショップというお土産屋さんになります。
こじんまりしたお店ですが、お値段は「さすがボリショイ」という感じ。
このショップの外に、無料のウォーターサーバーやトイレがあります。
モスクワに行ったらボリショイ劇場見学ツアーへ!
今回、ツアーガイドをしていただいた山本萌生さん。
ボリショイバレエ学校で学び、Kバレエカンパニーを経て、バレエ研究を続けながらボリショイ劇場のガイドをしていらっしゃいます。
もとバレリーナだけあって、単なる劇場のガイドだけではない、ボリショイバレエの解説をたーっぷりして頂けるので、本当にその話を頭に記録しておくのが大変でした。
是非、またモスクワに行った際には、山本さんのガイドでボリショイ劇場の見学ツアーに参加したいですね。