マンチェスターユナイテッドの試合がホームスタジアムである日。
マンチェスターの中心部のメトロリンク(路面電車)の駅は、こんな感じにスタジアムへ向かう人達でホームは混み合っていました。
前年のロンドンオリンピックのブラジル代表×ベラルーシ代表戦に続き、今回はマンチェスターユナイテッド×チェルシーの試合を観戦しに、「夢の劇場」と呼ばれるスタジアムのオールドトラフォードへ行ってきました。
今回はピッチに近い席で観戦できたこともあり、サッカー生観戦の迫力に圧倒されて帰ってきました。
この記事では、当日のスタジアム周辺、スタジアム内部、試合中の様子、試合後の様子などをレポートします。
現地の迫力を肌で感じられる伝説のスタジアムでの生観戦、イギリス旅行の際にはぜひ体験してみて下さい!
スタジアム最寄駅からスタジアムへ
マンチェスター市内中心部からメトロリンクで約15分程のストラッドフォードという町。
英プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドFC(ユナイテッド)のホームスタジアムであるオールドトラフォードがあります。
試合日のメトロリンク車内はかなり混んでましたが、東京の通勤電車と比較できるほどのものではありませんでした。
スタジアムの最寄り駅は「オールドトラフォード(Old Trafford)」です。
家族で観戦しに来ている人達が多かったようです。
すでにこの時、ユナイテッドの優勝が決まっていたので、ファンもかなり緩い感じの雰囲気でした。
バッタもん屋さんも沢山並んでいました。
正直、こちらで売っているグッズの方が、面白いものが多くて魅力的なんです。
サイズ展開も豊富で、日本人サイズにピッタリ合うサイズもちゃんとありました。
このデザインとは別の、もっとカッコ良いデザインのシンジ君Tシャツ(£8)とマフラー(£6)をお土産に購入しました。
試合前のスタジアム外
スタジアムへ入る前に、スタジアム外をちょっと周回。
スタジアム外の通路には、このようにクラブの歴史を語る資料などが展示されていて、多くのファン達が見て廻っていました。
そして、試合日の立ち寄りスポット入待ちエリアに急ぎました。
スタメン選手はキックオフの1~2時間前位にはスタジアム入りします。
その後に入ってくる選手は控えの選手です。
結構、皆さん、ご家族と一緒にスタジアムに入っていく選手が多いんですね。
ユナイテッドの入待ち・出待ちエリアは「WX14」です。
とにかく凄い人の山になっているので、W側に入ってみるとどこにあるか誰でも分かります。
入待ち時はともかく、試合終了後の2時間後くらいから、ユナイテッドのファンサービスの一環として、数名の選手がサインや写真撮影サービスをしてくれます。
スタジアム内へ
持参したドリンク類は飲み干して、入口前のごみ復路に捨てなければなりません。
入口で会員カードをかざして入場する
試合チケットのクラブ会員カードを、赤い丸部分のカードリーダーにかざして、データを読ませてスタジアム内に入場します。
この日のチケットは、シーズンチケット保有者にロングサイド前列の席を取って頂き、カードをお借りしてスタジアムに入りました。
すでに優勝が決まっていたとはいえ、対戦相手がチェルシーだったということもあり、チケットのお値段はかなりお高かったです。
ですが、せっかくの現地観戦だったので、リヴァプール時代が大好ファンだったチェルシーのトーレス師匠もちゃんと見れたいいなと、代理人の方にチェルシー戦を取って頂きました。
入口のスチュワードが「写真なんか撮ってないで早く入りなさい」って顔してますが、カードの不備があったのかと思って心配していただけでした。
スタジアムの売店
皆、TVスクリーンで、同時間に行われている他のチームの試合の様子をチェックしてました。
スタジアム内の売店では、スナックとソフトドリンクがセット価格で£6でした。
売店で売られていたホットフードは、ソーセージロールやミートパイなどの定番スタジアムグルメメニューでした。
せっかくなのでと思ったのですが、周りで立ち食いをしている人のフードを見て、パスしときましたw
試合前のスタンドの様子
キックオフ1時間前位から、選手がウォーミングアップのため出てきます。
この時は自分の席を離れて、一番前まで出て選手のアップ写真が撮れます。
そしてこのウォーミングアップの時には、スタジアムでは地元のマッドチェスター音楽を中心としたヒット曲メドレーが流れます。
このヒット曲メドレーのセットリストは、毎回試合前にTwitterにアップされています。
ちょうどウォーミングアップが終わった辺りから観客席は埋まっていきました。
座席のシートピッチは、昔から拡張を重ねて大きくしてきた古いスタジアムにしては、なかなか広く、少々騒いでも余裕そうでした。
席のエリアにもよるかとは思いますが、ロングサイドのお客さん達は荒々しい応援をするとか、ゴミを散らかして帰るという感じはありませんでした。
試合開始
2013年5月5日(日)、プレミアリーグ第36節、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシー戦@オールドトラフォード。
試合開始です。
チェルシー戦だから面白い試合になるかもと思って期待していたのですが、なんとGKのデ・ヘアが先発ではなくリンデゴーア、他にもMFのアンデルソンが出たりと2軍選手をスタメンに…。
後半から、チェルシーがトーレス師匠を投入してくれたので嬉しかったんですが、怪我でフェイスガードを付けていたのでお顔が見れず残念…(´;ω;`)ウゥゥ
ユナイテッドの3トップはペルシ、ギグス、バレンシアでした。
ペルシに関しては、アーセナルの退団時のゴタゴタから、すでにファンをやめていましたが、やっぱり真近で見たペルシは超カッコ良かったです。
で、この日のシンジ君は結局、ずっとベンチでした。
途中、ルーニーと一緒にアップをしていたので、お、後半から出るのか!?と期待をしていましたが、途中交代したのはルーニーだけで、シンジ君はそのまま帰ってしまったそうです。
ロングサイド前列からの眺め
このスタジアムのロングサイドの前列席辺りはピッチより少し沈んでいます。
なので、選手の叫び声やボールをける音などが他のスタジアムよりダイレクトに伝わってくるので、それはもう興奮しまくります!
ただ、ピッチが近い席がゆえ、ピッチ全体を見渡すのは難しいです。
なので、試合の流れをしっかりフォローしながら観戦したい場合はもう少し上層階の席、コアのサポーターの応援を体感したい場合はゴール裏付近の方が良いと思いました。
ただ、せっかく現地で生観戦するんであれば、少しお値段が張っても、その場でしか味わえないピッチの臨場感を味わえる1階前列の席がおすすめです。
試合中、選手がすぐそこまで走って来るので、どアップ写真なども、スマホやデジカメでも容易に撮れます。
試合後のスタジアム外
試合終了後は、トイレに寄ってから、急いで外に出て、駅とは逆方向の出待ちエリアへ急ぎました。
毎回、試合後に選手数名がファンサービスをすることになっているようです。
その日の試合に出場しなかった選手は早めに帰ってしまっていたりします。
ファンサービスを担当選手は、その日の試合で活躍した選手ということになるようです。
シンジ君はすでに試合中に帰ってしまった組らしく、エヴァンス、エリック、ルーニー一家などがササッと帰ってしまっていく中、なんと、この日は娘を肩車したペルシがサインしに出てきてくれました。
あまりにカッコ良くって、どアップ写真は撮ってきたけど、サインもらうのを忘れてしまいましたが…(爆)
まとめ
選手はもちろん、現地サポーターやスタジアム全体の活気を体感することができる現地での生観戦。
海外サッカーやJリーグファンはもちろん、サッカーに関心がない人でも楽しめるスタジアムでの生観戦、イギリス旅行の際にはぜひ体験してみて下さい!
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