新型コロナウイルスの影響で行けなくなった海外の試合や公演のチケットは返金される？

新型コロナウイルス拡大の影響で、外出禁止令が出ている国も多く、

日本からの入国制限を行っている国々が88ヵ国にのぼり、

日本もEU諸国を中心とした国々からの入国を拒否する事態にまで至っています。

イギリスのサッカープレミアリーグも、3月の試合を全部延期になりました。

英プレミアリーグの試合の再開は4/3からのようですが、

このように、日本からチケットを買った人はどうなるのでしょうか？

チケット代返金は「規約」に準じる

サッカー、ライブ、バレエ、ミュージカル、テニス、フィギュアスケートなど、イギリス、スペインなどEU諸国、アメリカなどでの、ほとんどの試合や公演のチケット購入時に提示される「規約」に沿って対応されます。

各試合や公演によってその条件が違うので、対応は多少変わってきますが、大枠としては、

• 中止の場合は返金
• 延期の場合は権利保留
• 中止ではないが本人が渡航不能の場合は要交渉

という感じになるようです。

試合や公演が中止の場合

試合や公演が中止になった場合は、公式HPや正規代理店などから購入したチケットは、多くの場合、自動的に払戻されます。

ただ、その場合、予約手数料や送料などは返還されないようです。

試合や公演が延期の場合

チケットはそのまま有効。

延期された日の試合や公演に参加できない場合は、返金を請求することができるようです。

この場合、チケットを購入した公式販売サイトのマイページから直接キャンセルできる場合もあれば、別途、主催者窓口にメール連絡をする必要がある場合もあります。

どちらの場合も、予約手数料や送料なども返金されるかも確認します。

自分が渡航不能になった場合

試合や公演は行われるのに、渡航自粛勧告が出たり、渡航予定国の入国拒否の対象になっていたりで、自分が渡航不能になった場合。

この場合、キャンセル不可で、チケットはリセールに出すしかないケースが多いです。

ですが、今回の新型コロナウイルス・パンデミックのような場合だと、主催者と交渉する余地は十分あるかと思うので、この場合も先方窓口とメールで交渉してみると、温情対応してくれることもあるかもしれません。

チケット再販サイトも返金対応

試合や公演のチケットを公式販売サイトなどからではなく、「viagogo」などのチケット再販サイトから購入した場合も、イベントがキャンセルになった場合は返金されます。

数年前、リバプールとロンドンのライブ公演がキャンセルになった時も、自動で購入時に利用したクレジットカードに、程なく（10日後位？）返金されました。

イベントが延期になった場合も、変更になった日程のまま利用できます。

その日に参加できない場合は、カスタマーサービスに連絡して返金対応の交渉をする必要があります。

メール交渉にも「ポケトークS」がおすすめ

先方にメールで交渉する際の英語に自信がない場合、Google翻訳を使っても良いのですが、余裕があれば、翻訳の精度が高い「ポケトークS」の方がおすすめです。

アメックスカードはチケット代、キャンセル料を補償

アメックスカード（対象外あり）では、自主的に参加を断念した旅行やイベントに関わるチケット代や航空券キャンセル料などについての補償を、期間限定で行っています。

対象になるのが、対象のAMEXカードを利用した場合になりますが。

チェルシーのホテルが新型コロナウイルス対応スタッフの施設に

ロンドンのチェルシーFCのスタジアムに併設されている「ミレニアム・ホテル」。

私も数年前にチェルシーの試合を見に行った際に利用したホテルです。

英プレミアリーグが中断中は、新型コロナウイルスに対応する職員が使用する施設になるそうです。

私はアーセナルのファンなのですが、

またロンドンに行った際には、チェルシーのスタジアムにもまた行ってみようと思いました。

やっぱりスタジアムにホテルが併設されているクラブって良いですね。