ガイドさんがいる海外ツアーではなく個人手配での海外旅行だと、どうしても現地で直接自分でコミュニケーションを取らなければいけません。
そんな自分以外に頼る人が誰もいない海外一人旅のお供として持って行きたい、大人気の音声翻訳機がポケトーク。
もちろん、現地でのコミュニケーションに問題がない人やコミュニケーションをする必要がない人は必要はありません。
ポケトークをおすすめする人は以下の人です。
- 海外へ個人旅行で行く人
- 英語圏以外の国へ行く人
- 語学学習をしている人
- ビジネスで英語を使う人
ポケトークは3機種展開されてますが、海外旅行に関しては軽くて、薄くて、大画面で、多機能なポケトークSがおすすめです。
今回はソースネクストさんからご提供頂いたポケトークSで詳しくレビューしていきます。
ポケトークの機能詳細
ポケトークの基本的機能を表にまとめました。
ポケトークの基本機能
- 多言語双方向翻訳
- 通訳対応言語数:62言語(音声とテキスト)
- 翻訳対応言語:20言語(音声)
- 130以上の国と地域で使えるeSIM内蔵
- SIMカード スロット:nano-SIM
- フレーズのお気に入り登録
- 現地時刻表示
- ポケトークセンター
- 翻訳結果のローカル再生
- 現地単位変換
- メダル獲得
- 発音練習機能
- ポケトーク字幕
- 充電端子:Type-C
多言語双方向翻訳
翻訳通訳機には、日本語から英語などの外国語へ変換する一方向タイプと、日本語から外国語ならびに外国語から日本語へ変換する双方向タイプがあります。
ポケトークは双方向タイプで、再翻訳機能・逆翻訳機能も使える便利な翻訳通訳機です。
再翻訳機能・逆翻訳機能の使い方は、以下の2ステップなので簡単です。
- 翻訳履歴を画面上からスワイプしておろす
- 再翻訳、逆翻訳したい履歴を長押し
再翻訳機能とは同じ会話を別の言語に翻訳することができる機能です。
たとえば、ヨーロッパへのライブやサッカー観戦旅行などで、違う言語を話す数か国へ何ヵ国も訪れるときなど。
また、日本で、海外で、複数の国からのゲストが集まる会議、食事会、パーティーなどでの会話のときなどにも使えます。
現地単位変換
現地に合わせて時間や単位を自動で変換もできます。
変換できる単位は為替(150種)、長さ、重さ、温度。
買い物の際、混み合っている店頭でも、ササっとワンボタンで値段のチェックが可能です。
英作文・発音練習機能
ポケトークでは、翻訳通訳機能を使って英文を作成したり、発音チェック機能を使って発音のレベルアップもできます。
ポケトークで翻訳した文章は自動で履歴に残り、お気に入り登録(ポケトークSとSPlusのみ)に10,000件まで保存できます。
この機能を利用してオリジナルの海外旅行や仕事で使う英文例文集を作ることもできます。
また、その例文集を繰り返し聞いて、発音練習をしながら覚えられます。
そしてその自分の発音を言葉として認識したかどうか判定させることで、自分の発音も向上させることができるのです。
人間相手でなくポケトーク相手だから、恥ずかしい思いをせず、思い切り英作文と発音練習が全対応言語でできるのです!
契約不要・通信料金なし
ポケトークの通信については、グローバル通信2年付きの内臓グローバルSIM(eSIM)付きタイプと、グローバル通信なしタイプの2種類が展開されています。
グローバル通信付きのタイプでも、グローバル通信とSIMスロットを選べるので、現地でお得なSIMを購入して使うことも可能です。
グローバル通信の2年が経過したら、以下のいずれかの方法で継続利用できます。
- グローバル通信を延長する
- 専用グローバルSIMカードを購入する
- Wi-Fiやスマホのテザリングに接続する
グローバル通信の延長はHP上で手続きができ、期間も2週間(3,300円)・1年間(5,500円)・2年間(11,000円)から選べます。
ポケトークは海外一人旅・女子旅にこそおすすめ
海外旅行でのショッピングやレストランでの食事の際、商品パッケージの内容理解やメニュー内容の理解に苦労することあるあるです。
そんな時は大抵、スマホ翻訳で乗り切ってきました。
また、観戦旅行先のホテルや会場などでのトラブル対応では、スマホの中の予約情報などを見ながら、現地語をスマホ翻訳して交渉することがほとんどでした。
これをスマホ一つでやるのは、手間と時間がかかり、必要以上に焦ってしまいます。
そんな時にポケトークがあれば、スマホでデータを確認しながらの翻訳対応もできるので、時間もかからず、焦らず、落ち着いて対応できます。
買い物・レストラン
買い物の際、スマホの中の買い物リストを見ながら、商品棚に並ぶ商品のパッケージ内容をカメラ翻訳で確認することで、お目当て品を確実に選ぶことができます。
レストランでのオーダーも、スマホの中の現地グルメ情報の画像を見ながら、お店メニューをポケトークでカメラ翻訳すれば、メニュー間違いが起こることもありません。
そんなカフェ巡りに買い物巡りに忙しい女子旅にもポケトークは必須かと。
現地でのトラブル
現地のスタジアムや会場などでのトラブル時など、普通よりちょっと深い話をする必要があるとき、ポケトークが使えます。
- ロシアで飛行機に乗り遅れてしまったとき
- ロシアのタクシーに間違った行き先に連れていかれてしまったとき
- フィギュアの試合会場で近くの外国人客にクレームを入れたとき
- マンチェスターシティのスタジアム外のATMでカードが吸い込まれてしまったとき
上記以外も旅の大失敗が多い私ですが、そんなトラブル時にポケトークを持っていれば、もっとスムースに問題解決できたと思ってます。
気が動転しがちなトラブル時には、ポケトークに翻訳させる(機械を介する)ことで一呼吸置けて、双方が落ち着いて交渉できることになります。
操作もワンボタン(ポケトークSとポケトークSPlus)で簡単なので、海外一人旅のトラブル時でも、左手でスマホのデータを見ながら、右手でポケトークで相手と会話ができます。
また、その翻訳履歴を後から確認することも可能。
ちなみに、英語はアメリカ英語、イギリス英語、インド英語、オーストラリア英語から選べるなど、一つの言語でも複数のバリエーションにも対応しています。
コミュニケーション
ポケトークは61言語を音声・テキストに翻訳、21言語をテキストのみに翻訳することができます。
内臓SIM(eSIM)は133の国と地域で利用可能です。
イギリス、アメリカ、フランス、イタリア、スペイン、フィンランド、ロシア...。
英語圏だけでなく世界中を旅する海外遠征オタだったら、ポケトークで現地のファンとコミュニケーションを取ることもできます。
もちろん海外旅行以外でも、日本での外国人対応にも使えます。
例えば、浦和レッズ、セレッソ大阪、ベガルタ仙台、ジェフユナイテッド市原千葉などのJリーグのチームや、空港や駅などでも使われています。
ポケトークのメリット・デメリット
海外旅行はもちろん、仕事で英語を使っている人にも多機能で語学学習に使えるポケトークはおすすめです。
ポケトークのメリット
ポケトークのメリット
- 操作が簡単
- 起動が早い
- バッテリーの持ちが長い
- 翻訳精度が高い
- 翻訳速度が高い
- ノイズキャンセリング機能内臓
- 大型マイク内臓
- ポケトーク字幕が使える
ポケトークSの操作は全て、下の○ボタンを押すだけ。
各機能の選択画面。
基本的に、電源を入れたら設定要らず、ワンボタン操作ですぐ画面が立ち上がります。
スマホのアプリだったら、出すだけで時間がかかり、その分、聞く方も聞かれる方もイライラしてきて、焦り出します。
ポケトークだったら、ワンボタン操作した瞬間から翻訳が始まります。
また、ポケトークは先端の翻訳エンジン(非公表)を利用しており、速度も速く、より幅広い現地の回線から最適な回線を拾うようになっています。
翻訳スピードもほぼリアルタイムで翻訳できますが、環境によっては5秒ほどかかる場合もありますが、会話をする上でほとんど支障ないレベルです。
そして、ポケトークとPCを繋げて、リモート会議などで翻訳結果を字幕のように表示できるポケトーク翻訳のソフトも使えます。
翻訳通訳機能の精度と対応言語数については3機種とも同じで優劣はありません。
ポケトークW | ポケトークS | ポケトークSPlus | |
値段 | 9,900円 | 32,780円 | 34,980円 |
カメラ翻訳 | ✖ | 55言語 | 55言語 |
AI会話レッスン | ✖ | 英語、中国語 | 英語、中国語 |
サイズ | 幅:約6㎝ | 幅:約5.4㎝ | 幅:約6.5㎝ |
厚み:約16㎝ | 厚み:約1㎝ | 厚み:約1㎝ | |
高さ:約11㎝ | 高さ:約9㎝ | 高さ:約12㎝ | |
重量 | 約100g | 約75g | 約125g |
画面 | 2.4インチ | 2.8インチ | 3.97インチ |
解析度 | 320×240px | 640×480px | 800×480px |
連続待受時間 | 約240時間 | 約132時間 | 約192時間 |
連続翻訳時間 | 約7時間 | 約4.5時間 | 約5.5時間 |
充電時間 | 約2.3時間 | 約1.8時間 | 約2.2時間 |
GPS | ✖ | 〇 | 〇 |
カラー展開 | 5色 | 7色 | 白 |
ドラえもん、ガンダム |
機種別のメリット
ポケトークW | 連続翻訳時間が長い(約7時間) |
値段が断然安い | |
ポケトークS | カメラ翻訳が使える |
小さく、軽く、薄い | |
画面が大きい | |
ワンボタン操作 | |
横に音量調節ボタン | |
AI会話レッスン機能 | |
ポケトークSPlus | カメラ翻訳が使える |
画面が大きい | |
ワンボタン操作 | |
横に音量調節ボタン | |
AI会話レッスン機能 |
ポケトークWのポイントは、連続通訳時間が長いことと値段が安いこと。
ポケトークSとSPlusのポイントは、カメラ翻訳機能、お気に入り登録機能、AI会話レッスン機能が使えること。
ポケトークSとSPlusの大きな違いはサイズと色展開の違いです。
ポケトークのデメリット
ポケトークのデメリットとしては、オフラインで利用できないことと、電話やTVの通訳にはまだ強くないということです。
それ以外のデメリットを機種毎にまとめてみました。
機種別のデメリット
ポケトークW | 音量調整ボタンなし(設定画面で変更) |
カメラ翻訳ができない | |
連続翻訳時間が短い | |
サイズが大きめ | |
画面が小さめ | |
厚さがある | |
AI会話レッスン機能がない | |
ポケトークS | 連続翻訳時間が短い(約4.5時間) |
ポケトークSPlus | 連続翻訳時間が短い(約5.5時間) |
ポケトークWのデメリットは多めですが、通訳機能に特化しているエントリーモデルとしては値段が安いわりに多機能です。
ポケトークSとSPlusのデメリットとしては、連続翻訳時間が短いところです。
ですが、終日翻訳機を使い続けることってあまりないですよね。
観光、ショッピング、試合観戦などでのコミュニケーションはもちろん、会議でさえも3時間あればほぼカバーできるのではないでしょうか。
その分、充電時間も1.45時間と比較的短めです。
ポケトークのまとめ
これまでポケトーク3種共通の特徴と各機種の特徴をまとめてきましたが、それぞれがどの海外旅行のタイプの人におすすめなのかをまとめました。
ポケトークWがおすすめの人
- できるだけ安く買いたい人
- 通訳機だけ十分な人
- カメラ翻訳が必要ない人
- AI会話レッスンが必要ない人
- 長時間連続して使いたい人
基本的な旅行英語はできる人で、万が一の場合のためにお守り的に持っていきたい人におすすめです。
ポケトークSがおすすめの人
- カメラ翻訳を使いたい人
- AI会話レッスンを使いたい人
- 行動範囲の広い一人旅をする人
ポケトークSPlusがおすすめの人
- 老眼が気になりだした大人
- 語学学習で使い倒したい人
ポケトークSとSPlusには旅行会話を中心とした6つのシーン、36の英語と中国語のAI会話学習機能が付いてます。
英会話初心者でも、旅行前に一人でこっそり、時間を気にせず、会話のシミュレーション練習や発音チェックができます。
このAI会話学習機能は、今後、スペイン語、フランス語、日本語、韓国語などが追加される予定だそうです。
ポケトークには常にアップデートされて、便利な新しい機能が追加されていくのが大きなポイントです。
ソースネクスト公式サイトでの購入がお得
ポケトークはソースネクストの公式サイトから購入する方が断然お得です!
公式サイトでは限定のカラーやデザインの機種が購入できたり、GポイントやAmazonギフト券などにも交換できるソースネクストのポイントが大量に貯まるからです。
- 内臓SIMが2年以降はオンライン延長手続きなどで継続可能
- ユーザー登録でグローバル通信期限が3ヵ月延長
- WEB限定カラー(メタルグレー、メタルグリーン)のポケトークSを購入可能
- ソースネクストのeポイントが3,278ポイント貯まる(10%還元)
- eポイントはGポイントやAmazonギフト券等へ交換可能
一番おすすめなのが軽くて、薄くて、大画面で、多機能なポケトークSです。
でも通訳機能特化で断然安いポケトークW、画面が大きめで語学学習にも便利なポケトークSPlusも魅力的。
海外旅行・海外遠征でのトラブル回避手段、世界のオタ同士との交流手段として役立つお守り的アイテム。
私は次回の海外ライブ遠征で、アーティストのMC部分の文字起こしで使ってみたいです(^^♪