リバプールFCの本拠地であるスタジアム「アンフィールド」の見学ツアーに参加した後、併設されているミュージアムを見学し、その隣にあるスポーツカフェで遅いランチを食べてきました。
噂によるとこの付近は治安が悪いらしく、試合日でもない限り、あまり一人でウロウロしない方が良いらしいという情報に基づき、このスタジアム内で食べることに。
スタジアムツアーのチケット代に含まれていたミュージアムですが、これがまた予想外に良く演出されたミュージアムで、ちょっと感動してしまいました。
リバプールに来たら、こちらのスタジアムツアーとミュージアムには寄ることをおすすめします!
本当に雰囲気が怖そうだったご近所
噂通り、本当にあんまりウロウロしたくないような、素通りしなければいけないようなスタジアムのご近所の雰囲気。
スタジアムのフォトスポット
シャンクリー門の「You’ll Never Walk Alone」やヒルズボロの悲劇の祈念碑など、アンフィールドのフォトスポットに寄ってから、ミュージアムへ行きました。
チケット売り場の窓口。
リバプールFCの試合のチケットは、スタジアムの座席数も少ないため、コア過ぎる地元のリバポ会員ファンだけですぐに席は埋まってしまうため、観光客がリバプールの試合のチケットを手に入れるのは至難の業です。
ミュージアムへ
階段を上がってミュージアムの入口へ。
ミュージアムに入る前から写真撮りたくなってしまう、ベタだけどグッとくる入口前のプレゼンテーション。
ミュージアム入口の先にはカフェやトイレがあります。
入口でツアーのチケットを見せて入りました。
オーディオガイドと共に回るツアー
ミュージアムなのにオーディオガイドが付いていました。
オーディオガイドは各国語対応ですが、日本語はまだないようでした。
アーセナルのスタジアム見学もこのタイプですが、オーディオガイドは各国語対応していて、日本語のものもありました。
このオーディオガイドの説明がわかりやすくて、なかなか面白いのです。
見学者を飽きさせない巧みな演出
歴代のユニホームやトロフィー、クラブ・レジェンドのユニフォームやシューズ、スタジアムのミニチュアなど。
展示物は他のクラブとほとんど変わらないのですが、とにかくその数が豊富で、巧みな展示方法からストーリーが演出され、見学者が飽きないような工夫されていました。
私はアーセナルファンですが、意外と楽しく過ごせました。
いつもミュージアム見学はサラッと走り抜けるように進み、気にとまった箇所だけ集中して見るようにして、できるだけ疲れないようにしています。
ですがこちらのミュージアムでは、最初から最後まで、意図せず、じっくり時間をかけて楽しんでしまいました。
このミュージアムの見学は、スキップしたらかなりもったいないと思える、珍しく楽しいミュージアムだと思いました。
The Boot Room Sports Cafeで食事
リバプールFCのスタジアムツアーとミュージアム見学が終わった後は、せっかくなので併設されている「The Boot Room Sports Cafe」というスポーツカフェで遅めのランチをしました。
本当はスタジアム周辺の美味しいお店などを探して入ってみたかったのですが…。
メガストア入口の隣から上のカフェへ入りました。
広くて、明るいカフェ内
結構、綺麗で、なかなか広くて、明るくて、とても雰囲気の良いスポーツカフェでした。
お客さんは、私を含めて6組くらいで、とても静かな感じでした。
フィッシュ&チップス
まず、ミルクティーで一息。
メニューも普通のファミレス的に豊富で、サラダ、ハンバーガー、ステーキ、パスタ、ピザ、デザートなど、一通りのものは揃ってました。
少し悩んだ結果、ベタなフィッシュ&チップスを注文。
紅茶が出てきてから20分後に出てきました。
出てきたフィッシュ&チップスは、2人分くらいあるビックサイズで、イギリス定番「味付けはご自分で」的な無味なタイプ。
しかも、カリッと揚がってないし、ビールの香ばしさも少しも感じられなかったので、ビネガーではなくケチャップをかけまくって食べ切りました。
付け合わせのポテトがホクホクしていて美味しかったのが救いでした。
近くのテーブルでも食事が出てくるのが遅かったようですが、そちらの客が揃って注文していたハンバーガーセットはなかなか美味しそうでした。
試合日以外だったらゆっくりできるカフェ
でも、ここのスタッフの接客はスローではあるけど感じは悪くなく、ガラガラに空いていて居心地は良かったので、思いのほか、長居してしまいました。
サービス料抜きで£11.90(約¥2,100)。
スタジアム内にカフェがあるクラブって意外と少ないし、席も多く、メニューも豊富。
スタジアム付近の一般の店を利用しずらい観光客にとっては、こういう年中無休のカフェがスタジアムに併設されているのは有難いですね。
トイレも清潔。ハンドドライヤーはもちろんダイソン製。
付属のアメニティは素敵な香りがする地元産オーガニック系のブランド。
雑然としていたメガストア
ランチの後は隣のメガストアでお買い物タイム。
商品ラインナップと量は他のクラブと同じく豊富で良かったんですが、なにしろスペースが狭いせいか、雰囲気がし〇むらやドンキのように雑然としていました。
またそれも宝探しをする雰囲気を醸し出していて、ファンには楽しいのかもしれません。
帰りのバスでは「City Center」と伝える
向かいのバス停で帰りのバスを待ちました。
バスは頻繁に走っているようで、さほど待たずに来ました。
便利ですね。
本当に雰囲気悪そうなスタジアムの周りの街並みを後に、駅前のバスターミナルへ戻ります。
駅前への帰りのバスに乗る時は、リバプールでもマンチェスターでもどこでも「シティ・センター」といえば大丈夫です。
このアンフィールドの近所にはエヴァートンFCのスタジアム・グディソン・パークもあるので、旅程に余裕があれば、1日かけてこの両方のクラブのスタジアムを見学するのがおすすめです。
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