ガラ~ンとしていて、怪しげな人はもちろん、人っ子一人いないリバプール・ライムストリート駅の前。
この駅は英プレミアリーグのリバプールFCのホームスタジアム「アンフィールド」がある街の鉄道駅です。
今回はこの駅前からバスに乗って、アンフィールドまで行って、スタジアム見学ツアーに参加した様子をレビューします。
試合のある日には大勢の赤いレプリカユニを着たサポーター達でごった返すので、その流れに着いて行けば問題なくスタジアムに着けるかと思います。
試合のない日にスタジアムへ行く方法は路線バスかタクシーになります。
スタジアム見学ツアーは、リバプール訛りのツアーガイドさんの英語をフォローするのがとても大変でした。
ですが、大好きなトーレスが大活躍した伝統のアンフィールドのピッチや選手控室など、英プレミアファンだったら必須のスタジアムに大興奮しました。
今後のイギリス旅行の際の参考にして頂けたら幸いです。
駅前からトラベルインフォメーションへ
訳もなさそうに立っている怪しげな人…。
情報を基に、駅を背に正面先にトラベルインフォメーションの入ってるビルを探したんですが、ちょっとわかり難くかった…。
駅前の通りを渡り、その先をそのまままっすぐ進むと、バスターミナルと街が見えてきます。
確かに、正面にクイーンズ・スクエア・センターがありました。
ここの1階にトラベルインフォメーションが入っていました。
トラベルインフォメーションは塩対応
ですが、このトラベルインフォメーションの窓口がとにかく塩対応。
マンチェスターのビジターセンターのスタッフ達がフレンドリーな人達ばかりだったせいか、こちらのスタッフの対応は真逆で、
単に冒頓(ぼくとつ)な気質なだけなのかもしれませんが、ビジターセンター的な応対とは程遠かったです。
バスターミナルから17番のバスに乗る
インフォメーションの入ってるビルの向かいにあるバスターミナルまで戻り、そこからバスに乗り、リバプールFCのスタジアムであるアンフィールドまで向かいます。
アンフィールドへは6番のバス停から出ている17番のバスに乗ります。
バスで約15分(Googleマップをお供に)
バスに乗る時に「アンフィールド」と行き先を伝えると、運転手が「2ポンド」と言い返してくるので、2ポンドをマシーン(料金箱)に入れます。
「アンフィールドに着いたら知らせて」と運転手に頼んでも華麗にスルーされるという噂は本当でした。
もちろん車内案内なんていう気がきいた基本的なサービスなんてものはありません。
一見さんには実に厳しい、地元の人だけの暗黙の了解で回っているシステムです。
なので、Googleマップと一緒に、駅から約15分過ぎたあたりの左側をずっと見ていて下さい。
緩やかに上ってきた辺りで薄汚い住宅街が出てきたな、と思っていたところでスタジアムがいきなり出てきます。
もしくは、バスに乗ったら「アンフィールド!アンフィールド!」とかなんとか自分を捨てて大きな声で叫びながら席に着くと、
スタジアム近くで誰かが「ほれ、アンフィールドだよ」と教えてくれるかもしれません。
スタジアムツアー受付
緊張のバスでの15分を無事に乗り切り、リバプールFCのスタジアム、アンフィールドに着きました!
ちなみにここのバス停で降りたのは私だけ。
平日の午後だとこんなもんなんでしょうか。
とにかく、天気が良い日で良かったです。
有名なシャンクリー門の近くの中央入口を入ると、すぐスタジアムツアーの受付とメガストアが見えます。
予約していたツアー開始時刻であった13:00の少し前に付けたので一安心。
まず、ツアー受付デスクで受付を済ませます。
こちらのツアーは日本から事前にクラブの公式HPから直接予約しました。
決済は日本発行のクレジットカードで問題なくできました。
受付を済ますと、チケット、レシート、選手のサインが印刷された記念シートを受取ります。
こんな簡易なサインシートじゃなくって、他のクラブのような首から下げる記念カードになってるものの方が良いですよね。
ツアー集合場所
ツアーの集合場所は、リバプールFCのレジェンド、ビル・シャンクリーの銅像前でした。
ツアーはスタジアム正面から横に回って、建物の中に入りました。
クラブゲスト・ラウンジ入口からスタート
横のクラブゲスト・ラウンジ入口からアンフィールドのスタジアム見学ツアーがスタートです。
ツアーの参加者は、ほぼ地元のリバプールファンの親子連れでした。
クラブの歴史、レジェンド、名場面などのパネルの前で記念撮影。
プレスルーム
恒例のプレスルーム。
飾り気や余分な演出が一切なく、こじんまりとした部屋でした。
ドレッシングルーム(選手控室)
ホーム側選手ドレッシングルームです。
当たり前ですが、あのトーレス師匠もここに座って着替えをしていたんですよね…w
このクラブの選手控室はとてもシンプルで、天井も低く、狭くも感じもしました。
ですがツアーガイドさんは「サッカーするのに他に何が必要なのか!?」「このシンプルさも伝統なんだ」と説明してくれていました。
この日の見学ツアーでは、私の大好きなシャワールームの見学はありませんでした…。
年季の入った、今時には珍しい味のあるシャワールームなんだという情報をゲットしていたこともあり、とても楽しみにしていたので残念でした。
コンパクトで迫力が凄そうだったピッチ
見学参加者の全員が、ここの伝統に従って、この「THIS IS ANFIELD」と書かれたパネルを叩いて、プレイヤーズ・トンネルを通って、ピッチに出ていきました。
ピッチに出て見ると、収容人数約45,300人強というプレミアリーグの中でも小さいけど、歴史ある伝統のスタジアムの迫力をしっかり伝わってきました。
スタンドとピッチが驚くほど近過ぎでした。
ここで試合を見たら、歌詞が全くわからなくても、リバプールファンでなくても、”You'll Never Walk Alone”を一緒に大合唱しちゃうかも。
というくらい、スタンドがエキサイトしやすい臨場感たっぷりな雰囲気がしっかり想像できました。
ツアーがしゅ終わった後は見学し、カフェで遅いランチを食べました。
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