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ボルゴグラード|スターリングラード攻防戦パノラマ博物館・ロシア西南部ボルガ川西岸・ママエフの丘・プルシェンコの出身地|街歩きレビュー

2020年1月6日

モスクワから飛行機で約2時間の距離にあるロシア西南部のボルゴグラード

ロシアW杯グループHの第3戦の日本代表とポーランド代表の試合観戦で訪れたボルガ川西岸の街です。

ママエフの丘スターリングラード攻防戦パノラマ博物館などが見どころであるほか、プロフィギュアスケーターのプルシェンコさんの出身地でもあります。

モスクワからの列車に約24時間揺られて着いたボルゴグラードは、40度を超える猛暑で思うように動けませんでしたが、とても静かで落ち着いたロシアの地方都市を知ることができました。

廃れた寂しい雰囲気の市内中心部

地元の人に「City Centerはどこ?」と聞いたら、「ここ」と言われました。

ボルゴグラードの鉄道駅から出たところの大通りです。

この街の第一印象は、「廃れた寂しい雰囲気の街」でした。

その地元の方には「日本から来たんだったら、ぜひ戦争博物館へ行ってね。この街のことがわかるから」とアドバイスされました。

ここボルゴグラードでも宿の数が足りず、苦肉の策でFIFAの無料寝台列車を利用して、宿には泊まらないという策にしました。

駅前にいくつか大きなホテルがあるのですが、やはりここでもFIFAブロックがかかっていて利用することは出来ませんでした。

一般のツアー客や個人客は、ボルゴグラードの中心部から少し離れた一般宅のAirbnbを利用したり、近隣の街で宿を取り、バスでこの地へ入ったケースが多かったようです。

また、モスクワからボルゴグラードへのLCCが1便、突然、欠航になり、ポーランド戦を観戦予定だった日本人サポ達がモスクワに足止めされ、結局、試合を観れなかったという話もありました。

ボルゴグラードのFIFAのFAN FEST会場前。

早朝でこちらはまだ開場前だったので、もう少しお店があるらしい方向へ歩くことにしました。

大型スーパーのブリュヌイ店

FAN FESTから少し歩いたところに大型スーパーがあったので、その中でウロウロしながら少し涼むことにしました。

ウケるロシア土産におすすめとされていた武士道というインスタントコーヒー。

荷物になるのでここで買うのは止めときました。

ここでも美味しそうなお惣菜が沢山並んでいました。

どこか懐かしい味がして美味しいロシアのケーキ。

とりあえず、スーパーの中に入っているブリュヌイのお店で朝食を食べることに。

何の具にするか迷ったので、オーソドックスで失敗の無さそうなハム&チーズにしましたが、ちょっとしょっぱ過ぎでした。

スターリングラード攻防戦パノラマ博物館

ボルゴグラードはロシア西南部ボルガ川西岸に広がる101万人都市で、1961年までスターリングラードと言われていました。

ロシア革命後の内戦で戦場になった後、重工業都市として栄えましたが、

第二次大戦にドイツ軍の攻撃に遭い、戦地となりました(スターリングラードの攻防戦)。

当時の数多くの戦車などが並んでいました。

ボルガ川沿いにあるスターリングラード攻防戦で破壊された旧製粉所

当時の建物で残っている唯一の建物だそうです。

破壊された当時の様子がわかるように残されています。

旧製粉所の隣にあるのがスターリングラード攻防戦パノラマ博物館

兵器、兵服、関連文書、犠牲者の写真などの資料などが所狭しと展示されています。

こんなところに日本とのつながりが。

ボルゴグラードは広島市と姉妹都市提携しています。

360度見渡せるジオラマも圧巻。

ロシアの内戦や第二次大戦で戦地になっただけでなく、2004年には民間機の自爆テロ2013年には鉄道駅の自爆テロトローリーバスの自爆テロの犠牲になった悲しい街でもあります。

40度以上の猛暑でしたが、この施設も空調はなく、興味深い博物館での見学タイムも早々に切り上げ、ロビーでアイスタイム。

ママエフの丘

スターリングラード攻防戦で勇敢に戦った女性像である「母なる祖国像」が建つママエフの丘。

こちらにも登る予定だったのですが、猛暑の中、最寄り駅から1㎞歩くと聞いて、残念でしたがスタジアムからの撮影のみで諦めました。

可愛いカフェで休憩

試合会場に行く前に汗を落ち着かせ、紫外線クリームを塗り直すため、適当に目についたカフェに避難しました。

2T (TWO TEA)というカフェに入りました。

ポップなアジアンテイストで可愛くまとめられていた店内。

頼んだレモネードもめちゃ美味しくて、お代わりしてしましました。

プルシェンコの出身地

全然似ていないけど、真司くんの絵も描かれていましたw

ここボルゴグラードはプロフィギュアスケーターのエフゲニー・プルシェンコの出身地なんですよね。

試合後、現地のボランティアの女の子に「プルシェンコ知ってる?日本でも大人気のスケーターよ」と言ってみたら、「えー、もちろん知ってますよー♪」と喜んでました。

まとめ

旅行前は大量の蚊と狂暴な野犬に注意が必要な街ということで一番心配していましたが、それらに悩まされることは一切ありませんでした。

猛暑で思うように動けず、地下鉄に乗って観たり、ママエフの丘へ登ってみることはできませんでしたが、ロシアの静かな地方都市を歩くことができたのは良かったです。

特にスターリングラード攻防戦パノラマ博物館を訪問できたことは、このロシアW杯遠征旅の中でも印象的なものとなりました。

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