毎年、ロンドンで7月~9月までの間、毎日、様々なクラッシック・プログラムが開催されるクラッシック音楽の大祭典「BBCプロムナードコンサート」、通称BBCプロムス(The Proms)があります。
開催されるのはサウスケンジントン駅近くのロイヤル・アルバート・ホールということもあり、
一度はこのロンドンの歴史的建造物でもあり、音楽の殿堂ともいわれるホールでクラッシックを聞いてみたいと思っていたので、今回の旅行前に、ホールの上層階の格安の席を取っておきました。
今回はこのロイヤル・アルバート・ホールと、ザ・プロムスの様子をレビューします。
目次
チケットオフィスでチケット受取り
会場のロイヤル・アルバート・ホール近くの大学の横では、オリンピック開催中にちなんだイベントをやっていました。
ロイヤル・アルバート・ホールの入口はこちらです。
まず、1階のチケットオフィスでで事前にネットで予約していたチケットを受け取ってから、所定の入口へ向かいます。
ズラッ~と並んでいる列は、この日のプロムスのアリーナの立ち見当日券をゲットするために並んでいる行列です。
期間中、毎日通う人も多いそうです。
ホール内部
私の座席はここの小さな入り口から入ります。
トイレ
トイレも荘厳な感じです(誰もいなかったので撮らせてもらいました)。
サンドイッチ
ホールの中には、ちゃんとフルコースで食べられる素敵なレストランもありますが、そこら辺で気軽に食べられるようなスナック、アイス、サンドイッチ、ビール、ソフトドリンク等も売っています。
スモークサーモン&クリームチーズサンド(£4.50、約¥620)を買ってみました。
このサンドイッチ、この旅行中で食べたものの中でも最高だったかも~といえる程、想定外に美味しかったです!
廊下は私みたいにサンドイッチ食べたり、ビールなんか飲みながら開演前にくつろぐ人達で一杯。
上層階の席からの眺め
この夏にロンドン旅行で行って来たロイヤル・アルバート・ホール(RAH)の収容人数は約8,000人といわれています。
ヴィクトリア女王の夫であるアルバート公がこのホールの建設を提唱し、1851年に万国博覧会の収益を投じて着工され、1871年にオープンしました。
クラッシックからポップスまでのコンサートはもちろん、ボクシング、レスリング、テニスなどの試合も行われる世界的にも有名な会場です。
1991年には、日本の大相撲の公演もこの会場で開催されました。
私が買った席は上層階の格安の席で£8.15(約¥1,100)で、プロムスの公式HPから購入しました。
この価格には予約手数料も(£1.15)も入ってます。
カメラ越しだと、ステージはかなり遠くなように感じますが、実際はこのくらいの距離感でした。
このくらいの距離感で、約2時間の公演が約¥1,000だったら、全然良いですよね。
これはあと30分くらいで開演という時間の写真なんですが、あちらでは開演ギリギリまでビールなどを飲んで楽しんでいる人がほとんどなので、ホール内はこんな感じです。
当日立見券で入れるアリーナの様子
開場前、ホールの周りの行列に並べば、当日の立ち見券£5(約¥680)がゲットできます。
でも、人気のプログラムが開催される日などは、かなりの時間並んでもチケットゲットできないことも良くあるそうです。
待ち時間も、持ち込みシートを敷いて、仲間でピクニック気分で飲み食いしてたり、本を読んでいたり、寝転んでいたりで、なかなか楽しそうですよねw
プログラムはスメタナ、プロコフィエフ、ドヴォルザーク
この日のプログラムは、スメタナ、プロコフィエフ、ドヴォルザークでした。
ヴァイオリンは、ヴァディム・グルズマン、オーケストラは、もちろんBBC交響楽団です。
自由な雰囲気なクラッシックイベント
アリーナの前方のお客さん達はもちろんスタンディングでノリノリでした。
でも、アリーナの後ろの方のお客さんの中には、ずっと寝転んでたり、ずっとお話している人もいたり、結構、楽しそうにくつろいでる人が沢山。
私が座ってたサークルの席を含め、ちゃんとしたドレスやタキシードで着飾ってる人達もいれば、Tシャツ&デニムの人達も沢山いたりと、とっても自由な雰囲気でした。
アリーナの後でカジュアルにゆっくり座っているのも良さそうでしが、やはりロイヤル・アルバート・ホールだったらボックス席に座って観たいですね。
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2021/3/5