- 高速鉄道KTX
- 高速バス konest(コネスト)
- 日本の旅行代理店を経由した現地のチャーターバス(JTB、HIS、ベルトラ、ソウルナビ…)
- ハイヤーをチャーター(6人、10時間貸切、5万円程度)
通常、ソウルから平昌オリンピックのフィギュアスケート会場である江陵までは、以上の方法などになるんですが…。
この平昌オリンピック遠征旅では日本の旅行代理店経由で予約した現地のチャーターバス、KTX、高速バスを利用することになりました。
あれこれ難関が多かった遠征旅の手配ですが、2日間の短期集中でなんとか完了することができました。
この冬季オリンピック現地観戦の手配フローが、少しでも今後の世界的イベント観戦旅手配の参考になればとまとめました。
旧正月の連休期間と男子の試合の日程
旧正月とフィギュアスケート男子の試合日程が被ってなかったら、もう少しこの手配も楽だったと思うんですよ。
旧正月の連休と被った男子の試合日程
旧正月の連休が2月15日から18日、フィギュアスケート男子の試合が2月16日から17日でした。
この2つの日程が被ってなかったら、もう少しこの手配も楽だったと思うんです。
例年3,000万人の帰省客がバス、鉄道、飛行機などを利用する韓国の旧正月の連休なので、ソウルから地方に向かうバスも通常4時間かかるのが6時間、江陵へも通常の2時間半強が4時間超えになるという時期。
したがって、大手旅行代理店の送迎バスも早朝2:00出発というものがあったくらいでした。
高速鉄道KTXのチケットは即日完売
平昌オリンピックに合わせて開通した高速鉄道KTXのチケットは、韓国の旧正月で帰省する人向けの販売枠と、オリンピック期間中にソウルと平昌・江陵を結ぶ全路線が乗り放題になる外国人専用の平昌コレールパス保持者向け販売枠の10%は即日完売。
その辺もわかっていたので最初から期待をせずに、でも定期的にKTXのチケット販売サイトをチェックし続けました。
送迎ツアーも直前過ぎて締切済みばかり
少し高くなっても確実に足を確保したいこともあったので、まず日本の旅行代理店の送迎サービスを探しましたが、直前過ぎたためかどこも締切済みでした。
「チケットを確保した外国人がホテルや会場までの足が手配できなくて、観戦をあきらめる人も多く出てきている」と言っていたニュースの通りに私もなってしまうのかとしばし途方に暮れました。
それでも検索を続けている中、日本の海外旅行オプショナルツアー専門代理店と韓国系旅行代理店の送迎ツアーの中に、まだ受付をしているツアーを見つけました。
ただ、これらの送迎ツアーの早朝の出発時間は3:00~4:00頃と妥当だったものの、江陵を出発する時間が23:00頃ととてつもなく遅く、ソウルに着いたと同時に、また江陵行きのバスに乗り込まなければならないという最悪のスケジュールになってしまうものでした。
高速バス・コネストは始発が6:30
高速バス konest(コネスト)は、始発の時間が6:30と、フィギュアスケート男子の試合前の公式練習が観れないだけでなく、
肝心の試合時間にもギリギリの到着になってしまう可能性があり、往路の選択からは消えました。
ましたが、江陵から夕方発でソウルに21:00頃着の数便にはまだ空席がありました。
2日間で全部手配完了
6月にサッカーのロシアW杯に現地観戦に2週間も行くから、平昌には行けないなーと思いながらも、凄い未練があってずっとチラチラ情報を収集していたことで、急遽、友人から余ったチケットを譲り受けてからの2日間で全て手配してしまいました。
でもその2日間はほぼ徹夜状態でずっとPCに張り付き、当初から当てにしていた大手旅行代理店の送迎ツアーがすでに締切済みだとわかった時の絶望。
そこからまだ中小代理店経由の送迎ツアーにまだ可能性があることや、高速バスも日々増発されていてHPから予約が出来ることなどがわかった時の最高の安堵感を味わった怒涛の2日間。
2月10日
- 友人から試合チケットを譲り受ける
- 航空券とホテルを予約
- 韓国系旅行代理店の2/16と2/17の往復送迎ツアーを予約も、2/17のみ確定で2/16は満席
- 「ベルトラ」に2/16と2/17の往復の送迎を予約も2/17だけ確定、2/16は回答待ち状態
- 高速バス konest (コネスト)で2/16の往復、2/17の夕方便を予約
- 「ベルトラ」の2/16と2/17の夕方便をキャンセル
- 「ベルトラ」から2/17の朝便は確定、2/16の朝便は回答待ちとの回答
- 韓国系旅行代理店に2/16の往復送迎ツアーを予約
2月11日
- 「ベルトラ」から2/16の朝便が確定との連絡
- 韓国系旅行代理店の2/16の送迎ツアーをキャンセル
まとめ
行きたい気持ちが強いと、何とか最終的には比較的妥当な結果に落ち着けるもんですね。
徹底的な検索、ファン同士のネットワーク、SNSからの情報などを駆使して、動ける時間と行動力があれば、観たい試合は観れます!
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