2014年10月のイギリス・バルセロナ遠征旅。
バーミンガムには、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団(以下バーミンガム)の「くるみ割り人形」と、アストン・ヴィラFCのスタジアムでのサッカー観戦に来ました。
まず、こちらのバレエ鑑賞です。
ロンドンで列車に乗り遅れ、バーミンガム・ニューストリート駅から迷子になり(すぐ近くなのに)、開演10分後にBRBの劇場「ヒッポドローム」にやっと到着。
そんなドタバタで始まった観劇でしたが、
お席が良かったこと、会場の雰囲気が和やかだったこと、そして「くるみ割り人形」自体がとても華やかで楽しく、
絶対またリピートしたい劇場、バレエ団となりました!
コンパクトで観やすい劇場
私がヒッポドロームに着いたのは、すでに開演後だったため、劇場の付近には誰もおらず、どこが正面入口かわからなかったほど小さい会場でした。
入口近くの受付で、事前にこちらのHP経由で購入したチケットを受け取り、トイレに寄り、
案内係りのスタッフに続いて、同じく遅れて入る仲間達5・6人と一緒に会場の中の後方入口通路付近で、幕間までしばし待機していました。
一瞬、ここでずっと立って観ててもいいかも、と思ったほどステージが近いコンパクトな会場で、ちょっと感動しました。
ローカル感が強くカジュアルな雰囲気
暗くなったところで、自席に着席。
やはり自席から辺りを見回しても、HPのシートプランで確認していたよりとてもコンパクトでした。
購入した席は、1階の真ん中の列のど真ん中の席で、前に大きな人がいたら一発アウトだなと心配していたのですが、
座ってみると、とにかくステージが近過ぎ、前の列の席とは少しずらして席が配置されていたので、とても観やすかったです。
でもコンパクトさのデメリットもあり、座席のシートピッチがとても狭く、休憩時に外に出るのがとても大変でした。
また、今回の演目が演目だけに親子連れが多かったせいか、地方の会場が故の現地ルールなのかわかりませんが、
幕間に会場でお菓子を食べてたり、飲み物を飲むなど、カジュアルに過ごしている人達がかなりいたりと、ローカル色満載な会場でした。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団
バーミンガムはロンドンの英国ロイヤル・バレエ団(以下ロンドン)の姉妹バレエ団です。
1987年にロンドンから分離して以来、バーミンガムはツアー中心とし、
世界中からダンサーをスカウトして、小規模でアットホームながらクラッシックで良質のバレエを演じるという、
ロンドンとは全く違う道を辿っています。
吉田都さんもこちらに所属されてましたね。
芸術監督はデヴィッド・ビントレーで、日本人ダンサーも6名います。
このバーミンガムの本拠地でもあるヒッポドロームは、1895年にオープンした収容人数約1,800人(ロンドン約2,250人)の劇場です。
第二次大戦も潜り抜けてきた、バーミンガムの貴重な建物なのだそうです(2001年に改修工事済み)。
華やかで迫力ある楽しいくるみ割り人形
カーテンコールに撮影しました。
豪華なセット、豪華な衣装、絶え間ない踊り。
ステージが小さくて近いが故に、感じられた迫力が全てにおいて3倍増で、全ての動きがこちらに迫ってくる勢い。
バーミンガムはダンサブル、ロンドンはドラマチックなどとも評されていますが、本当にそうなんだなと実感しました。
綺麗だとか、素晴らしいとか、美し過ぎるなどというバレエではなく、今回観たバレエは「とても楽し過ぎるバレエ」でした。
プログラムはバーミンガム価格の£5でした。
またリピしたいと思った劇場とバレエ団
チケット代もロンドンより断然お安くて、ステージが会場の後方席からも良く観え、アットホームな雰囲気の会場で、華と迫力あるバレエが観られるバーミンガム。
ぜひ、また、絶対、観に行きます!
バーミンガムのホテルを探す
1.ホテルの相場、空き状況、部屋の様子などを確認します。
2.ホテル予約サイトに入り、使える割引やポイントを考慮しながらホテル宿泊費等の目途をつけます。
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【個人手配】海外観戦・鑑賞・観劇・公演チケット購入と受取り方法
2020/10/10