モスクワ、サランスク、サンクトペテルブルグを経て、ロシアW杯のサッカー日本代表第2戦目のセネガル戦の地であったエカテリンブルグに移りました。
期間中の猛烈な暑さとスケジュールの余裕のなさ故、結果的に予定していた観光は全く出来なかったのが残念でした。
コンパクトな街だけど軽く観光するスポットも揃っていて、美味しいレストランやカフェもあり、オペラや演劇など夜を楽しめるスポットも揃っていて、いつかまたゆっくり行ってみたい街エカテリンブルグ。
今回は、そんなエカテリンブルグでの移動の要になる地下鉄の乗り方や、街の中心部の様子などのご紹介です。
エカテリンブルグの位置
エカテリンブルグはモスクワから1,667キロ東に離れていて、ヨーロッパとアジアの境界線に位置し、ウラル地域の経済・文化・交通の中心地。
日本からは、モスクワまで行ってから乗り換えて、少し戻る感じ。またはウラジオストクで乗り継ぎをして、エカテリンブルグへ上がる感じでしょうか。
アジアに近いだけあって、日本との時差はたった4時間。
人口約145万人のロシア第4の都市で、ロシア革命で犠牲になった皇帝ニコライ2世とその妻子が送還され、銃殺された地としても有名ですね。
夏の気温も18度ということを聞いていたので、6月は他の都市に比べれば少し寒いのではと思っていましたが、エカテリンブルグでも暑くてほとんどウロウロできませんでした。
あと観光とは関係ないところで、マヨネーズの消費量が世界一とか、エリツィン元大統領、マキシム・コフトゥン(フィギュアスケーター)、ユリア・リプニツカヤ(フィギュアスケーター)の出身地なんですね。
エカテリンブルグの地下鉄
エカテリンブルグにも地下鉄が通っています。
開業したのは1991年だそうです。
地下鉄のマークも他の都市のものと同じ感じ「M」マークで、とてもわかりやすいものです。
窓口でトークンを買います。
1回28ルーブル。
W杯のチケット保有者は試合日には無料でしたが、ネタでトークンを買ってみました。
モスクワとは違い、ちゃんと改札で女性係員にチケットを確認されました。
エカテリンブルグの地下鉄も、ホームまではエスカレーターで奥深く潜ります。
モスクワの地下鉄と比べるとシンプルで簡素見えますが、照明は豪華ですよね。
エカテリンブルグの地下鉄は9駅の1線だけです。
各駅は住宅街に続いていて、観光スポットに行くために便利に利用できるものではないようでした。
でもやはり、エカテリンブルグでの移動もヤンデックスタクシーが便利ですよ。
-
ロシアのヤンデックスタクシー乗り方と注意点徹底レビュー!
モスクワではぼったくりな空港タクシーや白タクなどに乗ってしまったことがあります。 その経験からも、スーツケースなど大きな荷物がある時のロシアの街中での移動手段としてのタクシーは、スマホのアプリから気軽 ...
続きを見る
FIFAの大会イベント会場である「FAN FEST」に行ってみようと思い終点の駅まで行ったみましたが、その駅から果てしなく離れていることがわかり、中心部まで引き返しました。
車両の古さと乗り心地はモスクワの地下鉄と同じです。
地下鉄内の広告は、こちらの方がゴチャゴチャと雑多な生活感が感じられました。
ソ連的で質実剛健的でもあり、ロシアン・アバンギャルド的でもあった駅。
ちゃんと階段には車いす用の階段用リフトがありました。
街の中心部のショッピングエリア
エカテリンブルグの中心部でショッピングをするのであれば、このヴィネラストリート(通称ウラルアルバート)辺りだそうです。
この通りを何度も往復しましたが、お洒落なカフェなども沢山ありました。
中心部にある大きなショッピングモールの前の広場は、沢山の地元民とW杯観戦者で大賑わいでした。
ファッション、コスメ、雑貨、グルメまで一通りの種類のテナントが入っていました。
FIFAのチケットセンターもこのモールに入ってました。
美味しかったレストラン「Mammas」
サランスクでの試合後の祝勝会に続き、このエカテリンブルグでも個人手配での観戦者で集っての決起大会に参加。
その会場となったのが街の中心部にある「Mammas」という、現地に留学していた日本人の方がアレンジして下さった人気のレストランでした。
こちらで食べた料理もまたどれも美味しかったんですが、特にこのチーズケーキの美味しさには唸りました。
ホント、思い出しただけでまた食べたくる、今まで食べたチーズケーキの中でもベストに近いレベル(^^♪
決起大会の後、店の外で沢山の現地の人達も乱入してきての「ニッポン!」コール。
皆、明るくて、ノリが良過ぎるエカテリンブルグの方達でした。
次回に訪れたいスポット
旅行前は、空き時間にあちこち観光スポットに行ってみるつもりでしたが、暑さで疲れがMAX気味だったので、体力温存のため冷房なしのホテルで、汗かきかき休んでいました。
今度、もし、「またエカテリンブルグを訪れることがあれば行きたいところ」としてあげたいのが以下です。
- 血の教会:ロシア最後の皇帝ニコラス2世とその家族が処刑された場所。サンクトペテルブルグにある同名教会はアレクサンドル2世が暗殺された場所のもの。
- エカテリンブルグ国立オペラ劇場:1870年代に創設されたオペラとバレエの劇場。
- セヴェスチアノフの家:19 世紀後半に建てられたカラフルなゴシック様式の大邸宅。
- ジュエリー歴史博物館:ウラル山で採掘され、エカテリンブルグで加工されたエメラルドなどのジュエリーなどが展示。
- ヴィソツキー:エカテリンブルグを一望できるロシアで最も高いビルの一つで、52階がガラス張り。
- エカテリンブルグ動物園:約300種以上の動物の中でもロシアのクマやシベリアトラが見物。
-
2018年 FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会観戦の旅
2018年6月18日から7月3日までの13泊15日、ロシアで行われていた2018FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会へ、日本戦の3戦とフランス×デンマーク戦を観戦しに、ロシアの5都市へ行ってきまし ...
続きを見る