ロンドンのコヴェントガーデンにあるロイヤルオペラハウスでは、事前にチケットを手配できなくても、当日券を購入できるチャンスがあります。
私も英国ロイヤルバレエのバヤデールのチケットを、公演当時の朝に劇場正面に1時間ほど並び、少しお安くゲットし、観てきました。
ここではその当日券のお席からの、ステージの見え具合と座り具合などをレビューします。
ぜひ、ロンドン観光で空き時間があったら、ふらっとバレエ鑑賞してきて下さい!
ロイヤルオペラハウスの内部
ボックスオフィス前。
事前にネットで購入していたチケットの受け取りや、余ったチケットの預かりなども行えます。
バー&レストラン様子
着飾っている人もいるし、デニムなどのカジュアルな服装の人もいますが、大部分の人がスマートカジュアル的な服装です。
チケット購入時に、開演前の食事の予約も出来ます。
バーでの列ももの凄く、面倒くさくなったので、とりあえず上の階へ向かいました。
上の階にも雰囲気が違うバーがありますが、こちらももの凄い人。
この階から外に出ることも出来ます。
もう少し早く来て、ここでビールやワインを飲んでくつろげていたら、もっと良かったかもしれません。
ソファーの数は結構あるので、適当に歩き回ってれば空き席を見つけられます。
ロイヤルオペラハウスから望むコヴェントガーデン。
メインステージの様子
で、この日買った席のある「Stall Circle」への入口にでるため、迷路のような順路を辿ってやっと出てきました。
そう、この雰囲気を実体験できるのがロイヤルオペラハウスでのバレエ鑑賞の醍醐味。
日本の劇場では感じることが出来ない豪華で荘厳さ。
当日券で買った席は「Stalls Circle Left」のC列23番。
お値段は£31。
当日券だと普通、一番上の4階「Amphitheatre」 辺りの席になるそうです。
でも、空いていれば、1人だとこんな席もゲット出来るんですね。
当日券の席からの見え方
実際の見え方はこんな感じです。
席に着いて、ステージを観たときは「え~、なかなか良いお席じゃないですか~!」っともの凄く嬉しかったです。
ですが実際は…。
この日の演目はラ・バヤデールでした。
衣装も豪華で見ごたえがあって、ストーリーもわかりやすい、インドの舞姫といわれる古代インドの宮廷を舞台にした悲恋物語。
約3時間で休憩2回という長丁場な舞台です。
ステージには近かったのは良かったんですが、横向き席で正面の舞台を観るのに慣れてないか、一体どんな姿勢で観たら見やすくて疲れないのかがずっと分からず。
結局、3時間後にやっと悟ったこの席での一番疲れない鑑賞姿勢の結論が、体は横向きのまま、眼だけ正面。
しかも、私の席より見難かったらしい隣の女性がその3時間中、左右前後に動きに動いて、私の視界にいちいち入ってきたので、こっちも落ち着かず疲れる疲れる。
いい加減、文句言ってやろうかと思いましたが、と思いながら、パンフレットで視界をガードしながら見るというパフォーマンスをすることだけで、我慢してしまった意気地のなかった私…( ;∀;)
周辺では前のめりして観ている人も沢山いました。
日本と違い、その辺の鑑賞マナーというのは厳しくないのでしょうか?
カーテンコール中のみ撮影OK。
豪華絢爛の中にも、繊細な動きの表情や音等の迫力が十分に感じられて、生バレエ観賞の楽しみにハマってしまいました。
ご覧の通り、いくら「Stalls Circle」とはいってもロイヤルオペラハウスの横端辺りの席ではステージの見え方には少々難があり、その分、お値段がお安いというのがあるのかと。
結論=ステージの見え方はお値段次第。
終演は22:00過ぎ
素敵なバレエの衣装が何着か飾ってあったりします。
帰りは22:00過ぎになってしまいましたが、コヴェントガーデン辺りはその時間はまだ賑やかで、危ない雰囲気は皆無。
ただ、帰りの地下鉄は激混みになるので覚悟を。
このまま歩いて帰れるこの周辺のホテルを取るのがおすすめです。
まとめ
事前にチケットを手配できなくても、当日券を購入できるチャンスがあるロイヤルオペラハウス。
支払いは現金とクレジットカードです。
イギリス一人旅中、夜の時間が空いていたら、早朝にチケットをゲットして、豪華なロイヤルオペラハウスでバレエ鑑賞を楽しみましょう。
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