2012年の4月に行われたモリッシーの日本公演を観てから、これは絶対、マンチェスターでも観たい!と勢いでチケットを取ってしまい、ついに来てしまいました。
モリッシーの地元であるマンチェスターでのライブ会場は、ヨーロッパ中でも人気の会場である「MCRアリーナ」です。
今回は、この会場の様子、ライブの様子、チケットの購入先などをまとめました。
目次
MCRアリーナの様子
このアリーナ会場裏の上の看板の前で、アメリカからこのライブのために来たっていう男の子を撮ってあげたりしたんですが、会場内に入っても、ヨーロッパ以外の海外からも沢山のファンが来ていました。
ともあれ、現地入りしてからも心配だった公演のドタキャンでしたが、無事に公演が行われることがわかった時は本当にホッとしました(ファンにはわかる事情です)。
会場の入口
アリーナの入口は、中距離電車発着駅でもあるビクトリア駅に隣接しています。
会場入場の際は、結構、念入りな荷物チェックがありましたが、持って行ったデジタルカメラはスルーで、会場内でも沢山の人達がカメラ撮影していました。
あ、ダフ屋も何人もいました。
皆さん、メインアクトの直前まで会場の外でビール飲んでる人が多いんで(ここら辺はサッカーでも同じですな)、前座が始まる15分くらい前でも、まだ客席のほとんどは埋まっていませんでした。
前座はKristeen Young
前座が始まる前にドイツとオーストリアから来たっていう2人組の男性と少し話したんですが、やっぱり「モズの地元でもあるマンチェスター公演は普通じゃないはずー」という期待を持って来たんだそうです。
皆、同じだw
そのドイツとオーストリアの2人組も楽しみにしてると言っていた「女モリッシー」というふれ込みのあった前座のKristeen Youngには、若干、ブーイングも上がったりしたくらいのモリッシー感とは別世界のシャウト系でした。
前座は30分位で終了。
モリッシー@MCRアリーナ
前座が終わってから約30分後くらいにモリッシー御一行がステージに登場。
この時点で約21,000人収容のヨーロッパでも有数の巨大アリーナは、ほぼ満員になっていました。
私の席はスタンド席のロングサイド1階中央最前列でした。
ステージとアリーナ全体が良く観れるけど、モリッシーには遠く、表情まではなんとなくわからないという、ちょっと残念な見え方でした。
スタンディングにしてもう少し近い位置でモリッシーを観たかったという思い半分、大規模アリーナで座ってゆっくり観れる幸せ半分。正直、微妙でした。
席がステージからちょっと距離があったのと、ライブ開始前にデジカメの設定をしてなくって、照明の色がが変わりまくっている中の、いきなりズームで撮ってたので、
ブレまくりのモリッシーですが、結果、このブレ具合がとても気に入っていますw
モリッシーのご機嫌
結構、ご機嫌も良く、MC時間も長かったです。
イスラエルのテルアビブ名誉市民称号を貰ったけどマンチェスターはまだ何もくれてないとか、オリンピック開会式に招待されなかったのは…等々、モリッシー節炸裂でした。
例によって、ステージに上がりモズに抱きつく人も数名、スタンディング前列のファンとのふれあいタイム等ももれなくありました。
7/28のセットリスト
- You have killed me
- Everyday is like sunday
- You're the one for me, fatty
- How soon is now
- I'm Throwing my arms around Paris
- Ouja Board, Ouja Board
- Maladjunted
- Last night I dreamt that somebody loved me
- When last I spoke to Calol
- People are the same everywhere
- I know it's over
- To give
- Black cloud
- Scandinavia
- Meat is murder
- Let me kiss you
- Action is my middle name
- I will see you in far-off places
- Speedway
- Please, please, please let me get what I want
アンコール
- Still ill
でも、マンチェスター愛が感じられなかったせいか、ステージは淡々と進んで、実にあっさりと終了&観客ポカ~ン。
セットリストのせいでしょうか。会場のせいでしょうか。愛が足りなかったんでしょうか?
案の定、チケットマスターの口コミには、期待してたのに良くなかったとか、今までで最低とかネガティブ評価が多く、やはり期待が高いと危ないという一事例になってしまったようで。
会場の様子はというと、モズのファンは1/3~半分くらい、ステージ前のコアなファンのみ凄い盛り上りました。
でもモッシュなどはなく、アリーナ後方とスタンドでは「皆で生ライブを聞きながらビールを楽しむイベント」という感じで、
四方八方でおしゃべりし放題、指定席チケットがあっても適当なとこに座ってる人多数であちこちでトラブル続出、なんか隅田川花火大会に行ったようなカオス感がありました。
なんで、やっぱりアリーナレベルの会場より小さ目の会場の方が一体感も出やすいんで、そっちの方が合ってるんじゃあないかと、モズの場合。
そういう意味でも東京恵比寿でのギグは最高だったんじゃあないかと、マンチェスターで改めて、恵比寿に参加できたことに感謝しました。
思いのほか、あっさりとライブ終了
あっさり終わったもんだから、余韻もなにもないんだよとばかり、皆、ササッ~と撤収。
MCRアリーナから市内中心部へ続くディーンズゲート・ストリートあたりは、意外と夜が遅くなく、なんとか軽く食べられるタパスのお店を見つけて、お隣に座ったモズ同士と打ち上げの乾杯。
グッズはですね~、2人組と話し込んでしまったため選び悩む時間がなく、ササッと背面にヨーロッパツアーのスケジュールが入った記念Tシャツしか買えませんでした。
£20(約¥2,720)也。
モズがサッカーしている新しいデザインのTシャツ、買っときゃ~良かったな(涙)
大きな地図で見る
チケットは「seatwave」で購入
今回のモリッシーのライブのチケットもseatwave(*現在はticketmasterに吸収されています)で買いました。
恵比寿での感動の公演の後に、も~絶対、またモズのライブが観たい~!海外でのモズのライブも観たい~!ってことで、いろいろネットで調べました。
公式サイトでは売り切れ
日本公演の直後のアジアやハワイ公演より、少し時間が空いてのヨーロッパツアー、その中でもモズの地元マンチェスターで観て見たいということで、マンチェスターに決めたわけです。
ですが、その時にはすでに公式サイトやチケットマスターなどではチケットは売り切れていたので、チケット2次販売サイト数社の中で探しました。
チケット2次販売サイトで購入
ロングサイドの中央なので、前でもないけど後ろでもないまぁまぁな位置の最前列という、比較的良さげな席が「seatwave」で、£93(爆~!)という額面の約2倍価格のチケットを見つけて購入。
マンチェスター人って体が大きな人が多いので、スタンド席でも前に大きい人が来られちゃうと見難いのです。
スタンドの最前列の席を購入
最前列が空いてれば、もともとコスト高な海外遠征の場合、その満足度をアップしてコスパを上げるには、少々お高くても取っておいた方が、結局、無難だったりします。
発券済みチケットを購入したので、チケットを購入してから2週間強位で、国際郵便のDHLで自宅に到着しました。
*seatwaveは2018年11月は親会社のTicketmasterにより閉鎖され、Ticketmasterの中に「Fan-to-Fan Ticket Exchange」を立ち上げました。
チケットが出発間際まで自宅に着かないなど、クレームのやり取りをすることの可能性があることを考えれば、日本語サイトもある「viagogo」での購入が面倒が少ないかと。
-
-
【個人手配】海外観戦・鑑賞・観劇・公演チケット購入と受取り方法
2020/10/10