2012年の4月に行われたモリッシーの日本公演を観てから、「これは絶対、マンチェスターでも観たい!」といy勢いでチケットを取ってしまいました。
モリッシーの地元であるマンチェスターでのライブ会場は、ヨーロッパ中でも人気の会場であるマンチェスター・アリーナ(AO Arena Manchester)でした。
今回はこの会場の様子、ライブの様子、チケットの購入先などをまとめました。
今後のイギリス・ライブ観戦旅行の参考にして頂けたら幸いです。
マンチェスター・アリーナ
会場 | マンチェスター・アリーナ(AO Arena Manchester) |
最寄駅 | ビクトリア駅(徒歩1分) |
収容人数 | 21,000人 |
開場 | 1995年7月 |
住所 | Victoria Station Approach, Hunts Bank, Manchester M3 1AR イギリス |
電話 | +44 161 950 5229 |
URL | https://ao-arena.com/ |
MCRアリーナの様子
会場の裏のこの看板の前で、アメリカから来たモリッシーファンの男子に頼まれて写真に撮ってあげたり。
ヨーロッパ以外の海外からも沢山のファンが来ていました。
ずっと旅行中心配していた公演のドタキャンでしたが、マンチェスターでは無事に行われることがわかった時は本当にホッとしました。
会場の入口
マンチェスター・アリーナの入口は、中距離電車発着駅でもあるビクトリア駅に隣接しています。
会場入口付近にはダフ屋も何人もいました。
会場入場の際は、結構、念入りな荷物チェックがありましたが、持って行ったデジタルカメラはスルーで、会場内でも沢山の人達がカメラ撮影していました。
皆さん、メインアクトの直前まで会場の外でビール飲んでる人が多いので、前座が始まる15分くらい前でも、まだ客席のほとんどは埋まっていませんでした。
前座はKristeen Young
前座が始まる前にドイツとオーストリアから来たという男性2人組と話したのですが、やっぱり「モズの地元でもあるマンチェスター公演は普通じゃないはず!」という期待を持って来たそうです。
皆、同じだw
そのドイツとオーストリアの2人組も楽しみにしてると言っていた「女モリッシー」というふれ込みのあった前座のKristeen Young。
若干、ブーイングも上がったりしたくらいのモリッシー感とは別世界のシャウト系でした。
前座は30分位で終了。
モリッシーのライブ
前座が終わってから約30分後くらいにモリッシー御一行がステージに登場。
この時点で約21,000人収容のアリーナは、ほぼ満員になっていました。
私の席はスタンド席のロングサイド1階中央最前列。
ステージとアリーナ全体が良く観れるけど、モリッシー達がいたステージには遠く、表情まではなんとなくわからないという、ちょっと残念な見え方でした。
スタンディングにしてもう少し近い位置でモリッシーを観たかったという思い半分、大規模アリーナで座ってゆっくり観れる幸せ半分。
正直、微妙なお席でした。
モリッシーのご機嫌
モリッシーですが、なかなかご機嫌も良い感じで、MC時間も長かったです。
イスラエルのテルアビブ名誉市民称号を貰ったけどマンチェスターはまだ何もくれてないとか、オリンピック開会式に招待されなかったのは…等々、モリッシー節炸裂でした。
例によって、ステージに上がりモズに抱きつく人も数名、スタンディング前列のファンとのふれあいタイムなどももれなくw
7/28のセットリスト
- You have killed me
- Everyday is like sunday
- You're the one for me, fatty
- How soon is now
- I'm Throwing my arms around Paris
- Ouja Board, Ouja Board
- Maladjunted
- Last night I dreamt that somebody loved me
- When last I spoke to Calol
- People are the same everywhere
- I know it's over
- To give
- Black cloud
- Scandinavia
- Meat is murder
- Let me kiss you
- Action is my middle name
- I will see you in far-off places
- Speedway
- Please, please, please let me get what I want
アンコール
- Still ill
モリッシーのマンチェスター愛が少しも感じられなかったせいか、ステージは淡々と進んで、実にあっさりと終了&観客ポカ~ン。
セットリストのせいでしょうか。
会場のせいでしょうか。
愛が足りなかったんでしょうか?
案の定、チケットマスターの口コミには、期待してたのに良くなかったとか、今までで最低とかネガティブ評価が多く、やはり期待が高いと危ないという一事例になってしまったようで。
会場の様子はというと、モズのファンは1/3~半分くらい、ステージ前のコアなファンのみ凄い盛り上りました。
でもモッシュなどはなく、アリーナ後方とスタンドでは「皆で生ライブを聞きながらビールを楽しむイベント」という感じで、
四方八方でおしゃべりし放題、指定席チケットがあっても適当なとこに座ってる人多数であちこちでトラブル続出、なんか隅田川花火大会に行ったようなカオス感がありました。
そういう意味でも東京恵比寿でのギグは最高だったんじゃあないかと、マンチェスターで改めて、恵比寿に参加できたことに感謝しました。
思いのほか、あっさりとライブ終了
あっさり終わったもんだから、余韻もなにもないんだよとばかり、皆、ササッ~と撤収。
マンチェスター・アリーナから市内中心部へ続くディーンズゲート・ストリートあたりは、意外と夜が早く、なんとか軽く食べられるタパスのお店を見つけて、偶然にお隣同士になった日本人女性と打ち上げの乾杯。
このライブで買う予定だったグッズは、ライブ前に男子2人組と話し込んだせいで時間がなくなり、じっくり吟味する時間が無かったため、記念Tシャツ1枚£20(約¥2,720)しか買えませんでした。
モズがサッカーしている新しいデザインのTシャツ、買っときゃ~良かったな(涙)
チケットは「seatwave」で購入
今回のモリッシーのライブのチケットも「seatwave」(*現在はticketmasterに吸収されています)で買いました。
恵比寿での感動の公演の後に、も~絶対、またモズのライブが観たい~!海外でのモズのライブも観たい~!ってことで、いろいろネットで調べました。
公式サイトでは売り切れ
日本公演の直後のアジアやハワイ公演より、少し時間が空いてからスタートしたヨーロッパツアー、その中でもモズの地元マンチェスターで観て見たいということで、マンチェスターに決めました。
ですが、その時にはすでに公式サイトやチケットマスターなどではチケットは売り切れていたので、チケット2次販売サイト数社の中で探しました。
チケット2次販売サイトで購入
ロングサイドの中央なので、前でもないけど後ろでもないまぁまぁな位置の最前列という、比較的良さげな席が「seatwave」で£93という額面の約2倍価格のチケットを見つけて購入。
ですが、マンチェスター人って体が大きな人が多いので、スタンド席でも前に大きい人が来られちゃうと見難いのです。
スタンドの最前列の席を購入
最前列が空いてれば、もともとコスト高な海外遠征の場合、その満足度をアップしてコスパを上げるには、少々お高くても取っておいた方が無難です。
私の場合、発券済みチケットを購入したので、チケットを購入してから2週間強位で国際郵便のDHLで自宅に到着しました。
*「seatwave」は2018年11月は親会社の「Ticketmaster」により閉鎖され、Ticketmasterの中に「Fan-to-Fan Ticket Exchange」を立ち上げました。
チケットが出発間際まで自宅に着かないなど、クレームのやり取りをすることの可能性があることを考えれば、日本語サイトもある「viagogo」での購入が面倒が少ないかと。
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