この15日間のロシアW杯遠征旅中のハイライトが、すでにこの3日目に来てしまいますw
モスクワ、サランスクに続く旅行地のサンクトペテルブルグへ向かう飛行機に乗り遅れてしまいました…(-_-;)
これまで何回ものフライトや列車を乗り遅れそうになったことがありましたが、次の便に無料で振替して頂けたりして助かってきました。
ですが、今回は何の救済措置もなく、新しい航空券を当日価格で買うことになってしまいました^^;
もちろんエコノミークラスの席はどの便も空いてなく、その日かろうじて1席だけ空いていたビジネスクラスのチケットを購入。
私が空港で泣きそうになりながら検索した時は、ほとんど「乗り遅れそうになったけど何とかなった」というサイトばかりで、何の気休めにもなりませんでした。
この記事は、そんな私と同じように海外で飛行機に乗り遅れてしまった人へ、同じアホな仲間がここにもいましたという慰めの意味合いと、私と同じようなのん気なのんびり屋さんの今後の旅行のご参考になればと。
宿でのんびりしていて乗り遅れてしまった
コロンビア戦の地サランスクからモスクワに11:25に到着後、宿に戻り、すぐにチェックアウトして、シェレメチェヴォ空港へ早めに行き、ラウンジで少し休憩後、18:20のフライトでサンクトペテルブルグへ向かう予定でした。
コロンビア戦の勝利で気が緩み過ぎてたせいか、この宿で出されたこの朝食と駅で買ったピロシキを食べてしまったせいか!?
直ぐ空港へ発つはずが、すっかり部屋でのんびりしてしまった私は16:00頃に少し焦りながら宿を出たのでした…。
この時点で少ししか焦ってなかった私、もー本当にアホ過ぎます。
気が緩み過ぎて、日本の国内線感覚になってしまっていたのかもしれません。
宿の前からヤンデックスタクシーを呼ぼうと思ったのですが、モスクワ市内は渋滞が酷いということを思い出し、地下鉄でベラルスキー駅へ行って、アエロエクスプレスに乗ってシェレメチェヴォ空港へ向かいました。
ベラルスキー駅から空港までは約35分、待ち時間や移動時間などで、空港内に着いたのが予定便出発時刻1時間前...●~*
しかも、シェレメチェヴォ空港のアエロフロート航空のターミナルは、普段でも混み合うらしいのですが、当時は特にW杯観戦者でごった返し。
そんな中、私は左側の国内線のカウンターではなく、国際線のカウンターに間違えてしばらく並んでしまったのです。
途中で間違いに気づき、慌てて国内線のカウンターへ移動して並び直すも、すでに時はほぼ出発予定時刻。
割引チケットで乗り遅れたら救済策はなし
案の定、国内線のカウンターでも、その次に廻されたカスタマーセンターの窓口でも軽く怒られ、でも結局、私の買ったチケットは割引だったので何の救済策もありませんでした。
、ペテルブルグ行き最終便のビジネスクラスを当日価格で購入するしかないとありませんでした…( ;∀;)
W杯期間中のモスクワーサンクトペテルブルグ間のアエロフロート航空のビジネスクラスの値段は、アエロフロートの成田ーモスクワ間の価格とほぼ同じでした^^;
一度、当日券販売窓口で価格の提示を受けたとき、再度、宿に戻って一泊して出直すか、夜行列車や夜行バスでペテルブルグに行く方法なども考えたのですが…。
そんな時に限ってロシア国鉄サイトにうまく繋がらなかったり、その時すで19:00過ぎていたことや、翌日はエカテリーナ宮殿ツアーに予約していたこともあり、えいッとお高い航空券を買ってしまいました。
実はチェックイン最終受付は相当早めだった
アエロフロート航空のシェレメチェヴォ空港からサンクトペテルブルグへのフライトのチェックインの最終受付は、通常時には出発予定時刻の30分前です。
後でアエロフロート航空のHPを読んでみたら、ちゃんと記載されてました。
しかも、常にチェックインするのに長蛇の列になるというシェレメチェヴォ空港には、その時間を踏まえて1時間前には到着していた方が良かったのです。
でも、実はアエロフロート航空ではシェレメチェヴォ空港発の国内線に関して、W杯の期間中はチェックインを「国内線でも2.5時間前には済ませるように」と告知を出していたんだそうですー!●~*
他にも1時間前にチェックインしようとカウンターに行ってもフライトに乗れず、新たに航空券を買い直したメディア関連の人達やサポーターの人達がいたそうです。
ちょっと理由は違うけど、仲間がいた感じがして気休めになりましたw
こうすれば良かったかもという点
たとえあのフライトに乗り遅れても、お高いビジネスクラスの席を当日料金で買わなくても済んだかもしれない方法があったのではと、少し考えてみました。
- 自分の航空券がどういうステータスの航空券かをちゃんと把握しておく(変更・キャンセル可か不可かなど)。
- 半日前までにWEBチェックインをしておく。WEBチェックインをしておけば、当日の1時間前到着でも、手荷物ドロップインだけなので何とかなったかもしれないし、早めのゲート到着を促す告知が連絡されたかもしれないので。
- 遅れそうだと感じた時点で(少し焦って宿を出る前)、航空会社に電話するべきだった。フライトには乗れなくても、チケットを取り消して、キャンセル料を支払うだけで済んで、より安価な他の移動手段を考えられたかも。
- たとえスマホの繋がりが悪くても、シェレメチェヴォ空港にいたW杯ボランティアの人達に助けを求めて、何とかして夜行列車や夜行バスなどが予約できそうか調べるべきだったかも。
- こういう時に素早く行動できるように、旅行前にフライトとは別の手段の有無とそのチケット購入可能余地について把握しておくべきだった。
それでも少しは助かったという点
当日航空券の販売窓口の女性から価格を最初に提示された時、ルーブル建てではなくて、かなりアバウトに「$1,000ぐらいよ」とニヤッとされたけど、計算してみると全然$1,000ではなく。
- W杯の旅費の全般の支払いに使っていたメインのカードの支払日とは違う支払日のクレジットカードを持っていた。支払日の違うカードを使い分けることで、支払日をずらすと、一時的ですけど負担増感が緩和される気がしたりw
- ロシア国内移動の航空券は、成田ーモスクワ間の航空券とは別個で手配していた。なので、このモスクワーペテルブルグ間のチケットを無効にしても、モスクワー成田間の航空券には影響がなく、無効になる心配はありませんでした。
まとめ
ベラルスキー駅に着いた時点では、こんな写真を撮っている余裕があったんですけど、シェレメチェヴォ空港では写真なんて撮ってる余裕なんか1㎜もありませんでしたw
まとめ
- 出来るだけ、変更・キャンセル可能な航空券を購入する。
- 海外での移動の場合、特に世界的なイベント期間中などは、たとえ国内線でも、十分すぎる余裕を持って行動をする。
- 事前のWEB予約を忘れずに完了しておく。
- 航空会社のHPやチケット購入時の細かい条件などを読んでおく。
- 旅程が複雑な場合は、航空券を分けて手配する
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