2013年5月2日(金)、北ロンドンのカムデンにあるラウンドハウスという会場で行われたOMDのライブを観に行ってきました!
サウスケンジントンにあるビクトリア&アルバート博物館での「デヴィッド・ボウイ展」に長居してしまったせいで、前座の「John Foxx and The Maths」のライブはみれませんでしたが、
メインアクトの昔から大ファンの「Orchestral Manoueuvre(OMD)」のライブでは、現地ファンにビールをおごってもらいながら、後方でゆったり楽しんできました。
この記事では、このライブの様子のほか、カムデン駅から会場までの様子、チケット購入先、会場の様子などをレポートします。
今後、ラウンドハウスへライブを観に行く際のご参考にして下さい!
目次
カウンターカルチャーのメッカ、カムデン
この日のライブ会場であるラウンドハウスには、カムデンタウン駅よりチョークファーム駅の方が近いんですけど、やはりロンドンに来たらここら辺を通っていきたいじゃないですか!
この辺には中~小規模のライブハウスやライブ会場などのほか、古着やアンティーク(ジャンク系)のお店も多くて、昔からとても個性的な街です。
カムデンタウンは、こんなロックテイストなジャンキーな雰囲気のあるカウンターカルチャーのメッカの街なのですが、意外と可愛いティールームなどもあちこちにあったりする面白いところなのです。
ラウンドハウス
カムデンタウン駅から超速で歩いて約8分、この日のライブ会場であるラウンドハウス前に着きました。
ちょうど前座が始まった時間でしたが、まだダフ屋数名いて、案の定、声をかけられましたw
興味本位でいくらするか聞いてみたかったのですが、前座も少し観たい思いがまだあったので、急いで中へ入りました。
チケットはラウンドハウスのHPから購入
チケットは事前にラウンドハウスの公式HPから購入しました。
お値段は1階のスタンディングで£33.50、その他に手数料が£3.5が加算され、合計£37.0でした。
当たり前ですけど、やはり公式から買うと安いですね。
ボックスオフィスでチケットを受取る
ボックスオフィスは正面の横の専用入口から入ります。
こちらの公式HPでチケットを購入すると、メールでチケットの明細や領収書(レシート)などが送られてきます。
そのレシートを印刷したものをこの受付で見せ、チケットと交換してもらいます。
グッズ売り場をチェック
急いでグッズ売り場をチェックしました。
ここで買う時間はないと判断。
終演後、右から2番目のTシャツを買おうと思って帰ろうとお目当てのTシャツを見つけた後、急いで会場内へ入りました。
やはり前座はほとんど観れず…。
この日の前座は John Foxx and The Maths だったので、旅行前から前座からしっかり観よう!と意気込んでいたのですが、デヴィッド・ボウイ展にやられてしまいました。
会場へ入ったのが、もう前座が終わる間際の大盛り上がりだった時間帯で、すでに会場内はすでにパック状態。
そんな感じで、前方へ行ってはみたものの、身動きが取れず、カメラの設定を確認するのも困難な状態…爆
そして、前座が終わったところで一度、後方へ下がって一休みしながら、安住の地を求めて会場内をジロジロ。
最近のライブの流れのとおり、このライブも前座とメインアクトのライブの間にDJが入って観客を盛り上げるパターンでした。
また、DJが流す音楽がこれまたOMD全盛期時代の「Heaven 17」、「yazoo」、「The Human League」などで、
この日のお客さん達(30代後半~50代位?)のツボを突き過ぎた曲のオンパレードで、もうすでにこの時点から、会場全体で大合唱だったのです。
盛り上がって始まったOMDライブ
このDJの音楽に寄る大盛り上がりの流れからOMDのライブが始まったので、もう最初から大大大盛り上がりでした。
でも、アーチストと観客の年齢が年齢だけに(笑)、モッシュなどの危ない盛り上りはなく、安心&安全な良い子な盛り上りでした。
今回は「English Electric」という新譜が出たタイミングでのツアーでした。
ライブのセットリストもそこからの新しい曲と往年の大ヒット曲を上手く織り交ぜながらの、全体的に「OMD音楽未だ路線変更なしに健在」という感じの音楽が聞け大満足でした。
途中、アンディが言った「ノスタルジーも悪くないでしょ!?」に、さらに大盛り上がりになったお客さん達。
そんな自虐的なこと言わないでと思いましたが、大丈夫、今でもOMDはシンセポップの鉄板だと思いました。
5/3のセットリスト
セットリスト:
- Please Remain Seated
- Metroland
- Messages
- Tesla Girls
- Dresden
- History of Modern (Part 1)
- Live and Die
- If You Leave
- Night Cafe
- Souvenir
- Joan of Arc
- Maid of Orleans
- Our System
- Talking Loud and Clear
- Atomic Ranch
- Kissing the Machine
- So in Love
- Sister Marie Says
- Locomotion
- Sailing on the Seven Seas
- Enola Gay
アンコール:
- Walking on the Milky Way
- Electricity
OMDの曲には大ヒット曲が多いんですが、日本ではイマイチ知名度がないんですよね。
その当時、アメリカでは映画「プリティ・イン・ピンク」の主題歌に採用されたり、日本ではCNNデイウォッチのオープニング曲になったりしてた曲などもありました。
なので、あの時代を知っている人なら、曲を聞けば「あ~!」と気が付く人も多いと思うのです。
80年代のシンセ・ポップの代表格でもあった、リヴァプール出身のアンディ・マクラスキーとポール・ハンフリーズの2人組のOMD。
そういえば、ロンドンオリンピックでのオープニング・セレモニーにも登場していましたね。
ちょうどこのロンドン公演の直後あたりにマルコムの具合が悪くなり、ツアーが中止になってしまいました。
なので、その前の公演をチョイスして良かったなとも思いました。
1階後方で、ビールを飲みながらゆったり
一度、前方に行っては観たものの、身動きがし難いこともあり、ボウイ展鑑賞ですでに相当疲れていた身だったため、後ろでゆったりとライブを観ることにしました。
後ろでまったりステージを観ていたら、その近くにいた会社帰りのリーマン4人組にビールをおごってもらうことになり、
一緒にビール片手にシンガロングの大合唱し、なんとも楽し過ぎた生カラオケ状態なライブになりました。
ライブ後、ほろ酔いで反対方向のバスに乗ってしまう
リーマン4人組に挨拶をして、少しほろ酔いが残った状態でラウンドハウスを出ました。
で、結局、グッズ売り場でTシャツ買うの忘れてしまうし、反対方向のバスに乗ってしまい、なんと夜中にハムステッドヒース行きのバスに乗ってしまいました。
バスに乗っている人達、乗り込んでくる人達がちょっと違ったんですよね。
ほろ酔いながらも途中でその辺に気付いたので、中途半端なとこで降りて次のバスを待つより、終点まで行った方が危なくないんじゃないかと思い、終点まで乗ってみました。
幸いこのバス路線ば24時間バスの路線だったようで、終点地点で15分位待機したところで、あらかじめ待機していたピムリコ行きのバスに乗って、ホテルの真ん前のバス停で降りることができました。
高級住宅地でセレブ等が多く住むというハムステッドヒースのハイストリート辺りも、さすがに夜中には人っ子一人いない怖さでした。
