上海でのフィギュアスケート世界選手権の観戦旅行の際、上海の浦東空港から上海リニアモーターカーに乗ったまでは良かったのですが、そこからぼったくりタクシーに乗ってしまった話しです。
上海の浦東空港から宿泊するホテルのある浦東エリアまでは、上海リニアモーターカー(リニア)で地下鉄2,7,16号線龍陽路まで出て地下鉄に乗る予定でした。
ですが、空港を出られたのが予定よりかなり遅くなってしまったことや、地下鉄の乗り継ぎがよくわからず、ボッタくりタクシーに乗ってしまったことで、さらに到着が遅くなってしまいました。
出だしからトラブルに見舞われましたが、全て自分の準備不足に起因するものだということで、今後の戒めになればとまとめてみました。
入管通過に1時間半以上
ANA機が上海浦東空港に着いてから、預け荷物を受け取り、入管手続きの行列に並ぶ前にあったSARS対策用のサーモグラフィーでの検温検査がありました。
ちょっとホットフラッシュ気味だった私は、そこで少し体温が高く出てしまい、さらに横のカウンターで口の中に体温計を入れられ詳しく検温されました。
結果、体温は37.5度だったので出れましたが、これで38度以上あったら、その場で即、病院送りだったそうです。
そんな感じで予想外の所で時間ロスをしてしまい、少し焦りながら入管手続きの列に並びました。
しかし、その列がこれまた長蛇の列でして、なーんと再検温のロスタイムを除いても1時間以上も並びました。
あの評判の悪いロンドン・ヒースロー空港の入管でもそんなに並んだことがないというのに…。
結局、同じ飛行機に乗っていた日本からのスケオタさん達がほとんどいなくなってしまった後、一人でトボトボと空港を後にしたのでした。
この時点で予定時間を2時間くらい遅れていたのでかなり焦っていました。
この焦りがこの後の「初中国旅」はツイてないことから始まったわけです。
上海リニアモーターカー
空港からはリニアに乗って上海市内に出るつもりだったので、案内の「Meglev」 と書いてる方向に進んでいきました。
窓口で交通カードを購入する
リニア乗り場の横の窓口でチケットではなく、市内の地下鉄でも使える交通カードを買いました。
20元デポジットで100元チャージしてもらいました。
もちろん、私は中国語は全くできないので、「交通カード 100元チャージ」とガイドブックで見た通りの文字をメモに書いて、窓口に120元と一緒に出して購入しました。
セキュリティ検査後&ホームへ移動
交通カードで改札を通り、セキュリティ検査を通って、下のホームへ降りました。
リニアの座席など
普通席は自由席です。
結構、ガラガラでした。
時間帯によっては、なかなか混んでいて座れないこともあるようです。
終点の龍陽路駅まで約8分と、あっという間の乗車でしたが。
シートはリクライニングできないタイプだったんですが、乗り心地は思ったより快適でした。
301Km/h
ちなみにこの上海リニアの最高速度は430㎞/hです。
龍陽路駅に到着
龍陽路駅到着ー!
と、ここまでは良かったんですが。。。
予定では、ここから地下鉄2号線に乗り換えて、世紀大道駅まで行って、4号線に乗り換えて宿泊予定ホテルのすぐ側の塘橋駅まで行く予定でした。
ですが、世界フィギュアの会場へ移動する予定だった時間が差し迫っていたこともあり、超絶焦っていた私。
また、スマホに地下鉄路線図のアプリを入れてなかったことや、駅の地下鉄路線図が小さい字で良く読めなかったりで(老眼…)余計焦りまくる。
駅員、清掃員、他の乗客などの沢山の中国人に聞いてみても、皆、英語が使えないということで、なんとかジェスチャーで答えてくれたけど、結局、わからず…。
機内でフィギュアスケートのビデオばっかり観ないで、ちゃんとガイドブックや資料で予習をしておくべきでした。
ボッタくりタクシー
そうこうしているうちに、数日前から上海に入っていた友人から「まだ?もうすぐホテルからバスが出るよ。」と何度も心配メールが来たことで、さらに大汗が噴き出てきました。
かなり焦ってきた私は、「時は金なり!もーいーや、タクってしまえー!」と、適当に外に出てしまい、正規のタクシー乗り場をスルーして駅の周りを少し歩き回っていました。
そこでちょうど乗客を探していた怪しげな運転手のタクシーへ向かってしまい、乗ってしまったんですね。
正規のタクシーに付いているべき青や緑や赤とかの色が付いてない「ボッタくりタクシー」に。
旅行前に「絶対乗っては駄目!」という車体の横に電話番号が書いていないタクシーを確認していたのに…爆
思い出すだけで今でもムカつくその運転手、まずホテルの正面にタクシーを付けないで、わざとホテルの脇に付けて「450元」と言ってきました。
「レシート渡すから、日本で会社にそれ出せばお前さんも損しないでしょ」とも。
そこから15分ほどその運転手とスッタモンダ。
でも適当なところで諦めないと、今日の試合観戦自体が台無しになりかねないと、悔しいけど150元を渡し、荷物をトランクから取り出しタクシーを出てきました。
普通だったら30~50元辺りだそうです。
そしたら、そのクソ運転手、ニコニコしながら「サンキュー!」って挨拶しやがったのです…涙
なんかそのクソ運転手というか、ボッタクリタクシーに乗ってしまった、スキがありまくりだった私に悔し過ぎて、しばらくショックが続きました。
でもその後、会場で席が近かった日本の大手代理店の観戦ツアーで来ていた人に、「そんなの可愛いもんですよー。私達なんて正当に大金を旅行代理店にボラれてますからねー。」と慰めてもらいました。
まとめ
中国でタクシーを乗るときは、正規のタクシー乗り場で乗りましょう!
街中でタクシーを捕まえるときは、車体に色が付いていなく、
車体に電話番号が入っていなく、異様に英語が流暢な運転手のタクシーには乗らない!
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