
2026年の6月にアメリカ、カナダ、メキシコで開催される北中米ワールドカップ。
史上最大規模となる今大会ですが、先日発表された日本代表戦のチケット価格を見て、ショックを受けた人も多かったのではないでしょうか。
円安の影響もあり、なんと初戦のカテゴリー1は9万円超えという衝撃的な価格設定となっています。
航空券やホテル代を含めると、かつてのように「有給を繋げてグループリーグを全試合観戦!」というのは、もう庶民にとってはあまりにハードルの高い出費となってしまいました。
そこで考えたのが、あえて1戦のみに絞るという現実的な遠征スタイルです。
無理をしてカツカツの状態で連戦するのではなく、絶対に観たいこの1試合に予算と情熱を注ぎ、空いた時間で現地の観光や他のスポーツ観戦(MLBなど)を楽しむ。
それが、2026年大会を賢く、満足度高く楽しむための一般人の海外遠征の正解ではないかと。
この記事では、日本代表の試合日程と最新のチケット価格情報を整理しつつ、「初戦」「第2戦」「第3戦」それぞれをピンポイントで観戦する場合の「プラスα」の楽しみ方を探ります。
日本代表 グループリーグ試合日程・会場
日本代表のグループリーグ3試合は、アメリカのテキサス州ダラス(アーリントン)とメキシコ・モンテレイで開催されます。
移動の拠点となるのはダラスです。
| 試合 | 日程(現地) | 対戦相手 | 会場(開催都市) |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 6/14 (日) 15:00 KO |
vs オランダ 🇳🇱 | AT&Tスタジアム (米国・アーリントン) |
| 第2戦 | 6/19 (金) 未定 KO |
vs メキシコ 🇲🇽 | エスタディオBBVA (メキシコ・モンテレイ) |
| 第3戦 | 6/25 (木) 18:00 KO |
vs 欧州PO勝者 | AT&Tスタジアム (米国・アーリントン) |
会場解説
AT&Tスタジアム (AT&T Stadium)

特徴
- NFLダラス・カウボーイズの本拠地。
- 「ジェリー・ワールド」の異名を持つ世界最大級のドームスタジアム。
- 中央に吊り下げられた幅50mの巨大スクリーンは圧巻の一言。

環境
- 8万人収容。
- 完全屋根付きで空調完備(設定温度20℃前後)のため、外が猛暑でも快適に観戦可能。
エスタディオBBVA (Estadio BBVA)

- 特徴:「鉄の巨人」と呼ばれるメキシコ屈指の近代スタジアム。客席から名峰「セロ・デ・ラ・シジャ(鞍の山)」を望む絶景が有名。
- 環境:熱狂的なメキシコサポーターのホームであり、完全アウェイの雰囲気が予想される。
チケット価格(カテゴリー別)
日本サッカー協会(JFA)およびFIFAから発表されている、サポーター向けチケット(ST)のグループステージのチケットカテゴリーと、日本円換算価格の目安です。
※為替レートにより日本円価格は変動します。
特筆すべきは第1戦の高さで、最も安いカテゴリー3でも3万円を超えています。
| 対戦カード | カテ1 (メイン等) | カテ2 (コーナー) | カテ3 (ゴール裏) |
|---|---|---|---|
| 第1戦 (vs オランダ) |
約 93,000円 | 約 66,650円 | 約 34,100円 |
| 第2戦 (vs メキシコ) |
約 69,750円 | 約 58,900円 | 約 21,700円 |
| 第3戦 (vs 欧州PO勝者) |
約 77,500円 | 約 62,000円 | 約 27,900円 |
※価格は速報ベースの日本円換算目安です。
為替レートにより変動します。
「1戦のみ観戦」で旅を充実させる!日程別・プラスα攻略
チケット代だけで数万円〜約10万円。
予算が許さないなら、一点豪華主義でいきましょう。
「この試合を見るなら、他は何ができる?」という視点で日程別のプランを考えます。
【第1戦狙い】6/14(日) vs オランダ +「MLB&歴史探訪」
ロサンゼルス経由で「ドジャース戦」

日本からの直行便が高い場合、LA経由(別切り発券)がおすすめ。
第1戦の翌日(6/15)には、ドジャースタジアムで大谷翔平選手の試合(vsレイズ戦想定)が見られる可能性があります。
「W杯」と「MLB」のハシゴは、スポーツファンにとって究極の夢。
ダラスで「JFKの歴史」に触れる

ダラスはケネディ大統領暗殺の地。
シックス・フロア博物館から現場を見下ろす体験は、歴史の重みを肌で感じられます。午前中の観光に最適です。
【第2戦狙い】6/19(金) vs メキシコ +「絶景と美食」
本場のメキシコ料理

メキシコならではの本場のタコスや、ちょっとグロテスクなモンテレイ名物の「カブリート(子ヤギの丸焼き)」に挑戦してみてもどうかと。
マクロプラザ散策

南米最大級の広場であるマクロプラザ周辺は、歴史的建造物と現代美術館が融合する美しいエリア。
背後にそびえる山の絶景と共に、写真映えするスポットです。
【第3戦狙い】6/25(木) vs 欧州PO勝者 +「芸術とスタジアムの裏側」
試合はなくとも…「スタジアムツアー」でベンチ裏へ!

残念ながらこの期間、地元のテキサス・レンジャーズも、LAのドジャースも遠征中(アウェイ)のため、ホームゲームはありません。
しかし、試合がない日限定で開催されるスタジアムツアーが狙い目。
W杯会場の隣にある「グローブライフ・フィールド」や、LAの「ドジャースタジアム」で、普段選手が使っているベンチやプレスボックスを見学できます。
アーツ地区で「バレエ・オペラ鑑賞」

ダラスは芸術都市でもあります。
ウィンスピア・オペラハウスを中心としたアーツ地区は建築美も素晴らしく、バレエやオペラの公演が行われています。
熱狂とは対照的な、優雅なひとときを過ごせます。
ディープ・エラムで「ライブ音楽」
かつてブルースの聖地だったDeep Ellum地区は、現在もライブハウスがひしめく音楽の街。
試合後の祝杯を、生演奏を聴きながら挙げるのは最高の贅沢です。
快適な遠征のための「ホテル戦略」

最後に、宿選びのヒントでを。
2026年W杯でも、会場周辺のホテル枯渇が予想されます。
エリア選びの鉄則
アーリントン地区(会場周辺)
徒歩圏内ですが、現時点でほとんどが完売しています。
ダラス・ダウンタウン(推奨)
空港からの電車(DART)アクセスが良く、観光・食事に便利。
通常だと試合当日はシャトルバスやUberでの移動が基本ですが、今回もこれまでと同様に、大会期間中にはFIFAが用意する無料のシャトルバスが出ると予想。
そのため、ダウンタウンでも中心のアクセスの良いホテルを予約するのがおすすめです。
ポイント活用のすすめ
マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)などのホテルポイントを利用すれば、価格変動の激しい時期でも「ポイント交換」で実質無料で宿泊できる場合があります。
また、キャンセルも数日前までは無料で可能です(何日前までかはホテルによる)。
狙い目
- Sheraton Dallas Hotel
- Dallas Marriott Downtown
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高騰時代だからこそ「量より質」の遠征を

チケットも航空券も高くなった2026年FIFAサッカーW杯。
なので、「全試合見るのは無理だから諦める」のではなく、一番見たいこの1試合だけを見に行って、あとは観光を楽しむと割り切ることで、旅の充実度は格段に上がるのでは。
- オランダ戦+大谷選手のダブルヘッダーで、一生語れる旅にするか?
- メキシコ遠征で、本場のアウェイ感を味わうか?
- 第3戦+アート&音楽で、大人のダラス旅にするか?
一般の遠征民ならではの視点で、自分だけの「最高の1戦+α」を計画してるのも楽しいですよね!