海外旅行では、急な病気やケガに備えるため、旅行保険は重要な存在です。
年会費無料のクレジットカードを複数枚持つことで、それぞれのカードが提供する海外旅行保険の補償額を組み合わせることができます。
たとえば、一つのカードの保険では十分な補償額がなかった場合でも、他のカードの保険を併用することで不足分をカバーすることが可能です。
そんな年会費無料で、付帯する海外旅行保険の補償内容が手厚いクレジットカードの一つが、横浜インビテーションカードです。
紛失・盗難時の全額保証も付いていて、万が一のトラブルや緊急事態にも心強いカード。
残念ながら、海外旅行保険は自動付帯から利用付帯に変更になりますが（2023年10月1日出発の旅行から）、現地でのキャッシュレス診療が受けられる年会費無料のカードとしては貴重です。
横浜インビテーションカードの基本情報
まず、横浜インビテーションカードの海外旅行に関わる部分以外の基本的な概要をまとめました。
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Master |
| ポイント還元率 | 0.5％ |
| ポイント有効期限 | 獲得から2年間 |
| 家族カード | 無料 |
| ETCカード | 無料 |
| 即日発行可能 | ✕ |
| Apple Pay対応 | あり |
| 締め日／支払日 | 末日、翌月27日 |
ポイントの還元率が0.5％と良くないのが気になるところですよね。
ですが横浜インビテーションカードは世界中でオールマイティーなMasterカードランドで、なんといっても年会費無料という点でポイントが高いカードです。
横浜インビテーションカードがおすすめの理由１：海外旅行保険は利用付帯だがキャッシュレス診療が可能
クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、利用付帯と自動付帯の2種類に分かれます。
利用付帯とは、そのカードで旅行費用の支払いをしたり、そのカードを使い現地で買い物などをしないと補償が適用にならないもの。
自動付帯とは、そのカードを利用しなくても海外外旅行保険が自動的に付帯されるものです。
残念ながら、2023年10月1日からの旅行については、ジャックス 横浜インビテーションカード（ハマカード）は前者の利用付帯になってしまいますが、空港までのリムジンバスやスカイライナーなどの支払いは利用付帯の条件に適用されます。
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
| 傷害治療費用 | 200万円 （ 1事故の限度額) |
| 疾病治療費用 | 200万円 （1疾病の限度額） |
| 賠償責任（免責なし） | 2,000万円（1事故の限度額） |
| 救済者費用 | 200万円 （1旅行・保険期間中の限度額） |
| 携行品損害 | 最高20万円 |
| キャッシュレス診療 | あり |
| 乗継遅延費用 | 最高2万円 |
| 手荷物遅延・紛失時の費用等 | 最高2-4万円 |
そのほか、他のカードでもなかなか含まれないキャッシュレス診療があるのも大きなポイントです。
また、2023年10月の出発からは、航空便遅延費用（乗継遅延費用：最高２万円、手荷物遅延・紛失時の費用等：最高2-4万円）が付帯と、さらに手厚くなっています。
横浜インビテーションカードカードがおすすめの理由２：海外キャッシングのATM利用料が無料
海外旅行の際、現金を調達する方法として、空港の両替を利用するよりもお得で便利な方法として、現地のATMでのキャッシングがあります。
そのATMでクレジットカードでのキャッシングのATM利用料は通常110円～220円ですが、横浜インビテーションカードはこの現地ATM利用料は無料で、その為替レートも比較的安いMasterカード。
ただ、キャッシングの際の為替レートの決定には数週間かかるというデメリットもあります。
ですが、海外キャッシングの繰り越し返済も、電話での申請後、ATMやネットでの振り込みで完了できるのはポイントです。
エポスカードがおすすめの理由３：24時間日本語対応の海外緊急デスクがある
横浜インビテーションカードは、海外でカード紛失、事故、病気、盗難、紛失など、万が一の緊急事態に陥った時には、24時間・日本語対応の海外緊急デスクが利用できます。
そして、それとは別に、ケガや病気の場合など、現地の日本語の話せる医師の紹介、救急車の手配、現金不要で治療を受けられる緊急医療サービス（24時間・日本語対応）も利用可能です。
＜緊急医療アシスタンスサービスの内容＞
| ケガや病気の場合 | 医師、医療施設の紹介、案内 |
| 医療費キャッシュレスサービス | |
| 患者の医療施設への移送 | |
| 患者の本国への送還 | |
| ケガや病気で死亡した場合 | ご遺体の本国への移送 |
| 現地での埋葬 | |
| その他アシスタンス | 救援者の渡航、宿泊手配 |
| 遭難された場合の捜索・救助など |
万が一、海外でカードを紛失したり、バックを置き引きされてカードも盗難されてしまったり、買い物の決済時にスキミングされて不正利用されてしまった場合でも全額補償されます。
横浜インビテーションカードカードがおすすめの理由５：貯めたポイントはJAL・ANAマイルにも移行可能
（移行先などの一部）
- ANAマイル
- JALマイル
- d ポイント
- Pontaポイント
- Tポイント
- 楽天ポイント
- Gポイント
- ベルメゾン・ポイント
- nanacoポイント
ジャックス 横浜インビテーションカード（ハマカード）利用で貯まったポイントの移行先も多く、ANAやJALのマイルなどに移行も可能なのです。
横浜インビテーションカードカードがおすすめの理由４：J’sコンシェルでの優待が豊富
横浜インビテーションカードでのおすすめの一つが、J’sコンシェルでの優待の豊富さです。
J’sコンシェルはJACCSアプリ限定で使える優待サービスで、グルメ、映画、美容室、ネイルサロン、スポーツグラブ、国内宿泊、海外旅行、テーマパークなど、幅広いジャンルの豊富な優待サービスが利用可能になります。
横浜インビテーションカードカードで海外旅行の万が一に備える
年会費無料ながら海外旅行保険の補償額が手厚い複数枚のカードを持つことの最大のメリットは、現地での傷害や疾病治療費などの支払い金額について、複数のカードの補償額を合算することができる点です。
これにより、万が一の緊急事態に備えるだけでなく、治療費や入院費などの支払いにおいても心配する必要がありません。
複数枚のカードの補償額を合算することで、より充実した保障を手に入れることができるのです。
さらに、現地での治療費などの支払いにキャッシュレス診療が利用できるのも大きなポイント。
ポイント還元率が低いのはマイナスポイントですが、それをも上回る3つのプラスポイントがあり、世界どこでも使いやすいMasterカードなので、万が一の一枚のカードとして持っておくと重宝します。
ポイント
- 年会費永年無料
- キャッシュレス診療あり
- 24時間対応海外緊急デスクあり
- 紛失・盗難時の不正利用は全額補償
- 貯めたポイントはJAL/ANAマイルにも可能
- J’sコンシェルジュでの優待サービスが豊富
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