モスクワのドモジェドヴォ空港到着後、出来るだけ早くホテルに行きたくて、ほとんど無睡眠で乗って、機内でも眠れなく、この上ない疲労感の中、
空港無料Wifiも繋がらず、au世界データ定額には繋がったもののYandex Taxiにはなぜか繋がらず、思いっきり判断力が狂ってしまい、結局、多少高くても空港タクシーに乗っちゃえー、と空港タクシーのカウンターへ行きました。
これが大きな間違えで、ここの空港タクシーはぼったくりタクシーだったのです。
というか、ぼったくり価格のタクシーですね。
これからモスクワへ行く方は、アエロエクスプレス(空港列車)を利用して、市内でヤンデックスタクシーに乗り換えてホテルへ向かうことをおすすめします。
モスクワの公式空港タクシーとは!?
公式の空港タクシーとしてカウンターを出しているのは2つ。
左はスマホのアプリからタクシーを呼び出す「Gett Taxi」。
右がぼったくりタクシーサービスの「Taxi」。
Gett Taxiの方は、係の人達の助けを借りながらGett Taxiのアプリを使ってタクシーを呼んでみるというサービスのようです。ちょうどau世界データ定額でそのアプリに繋がらなかった私も、アシストして貰いながらGett Taxiを手配しようとずっと待っていたんですが、
前のお客とのやり取りがとにかく長過ぎて、思わず、その時は高くても多少だけだろうと思ってた右側のぼったくり空港タクシーへ行ってしまいました。
空港タクシーの大き過ぎる価格差
右側のカウンターへ行くと、到着出口付近にあるカウンターへ行けと言われました。そしてここでホテル名を告げると、ホテル名とか名所別にリスト化されている料金表を見せられ大汗(-_-;)
ホテル・メトロポール:6900.00ルーブル(約13,000円)
事前調べで、空港タクシーは2000-3000ルーブル(約3,700-5,600円)ということだったので、多少高いどころではなかったので「高いよ。」と英語で行ったら、奴らは「ここから市内まで何キロあると思ってるの!?」とか言ってきた。
そこで普通は止めて他の方法にするところなんですが、「ぼったくりだー!」とわかっていても、疲れていると判断力がなくなり、「もうどーでもいいから早くホテルに入りたい!」となってしまうのが本当に危険です。
私、ぼったくりタクシーに乗ったの、上海に続いてこれで2回目になります…。
市内へはアプリ配車か空港鉄道がおすすめ
一方、Gett Taxiの値段はモスクワ市内まで定額$29となっています。
確かにこの金額だったら事前情報通りです。
こういうときは、到着口近くのカフェでひとまず一服しながらネット接続してみたり、追加情報収集してみることが大事です。
スマホのアプリから定額タクシーを呼ぶか、元気が少し回復したところで空港鉄道に乗って市内まで出てからタクシーに乗ってホテルに向かいましょう。
そんな訳で、「…(-_-;)」と思いながら空港タクシーカウンタ―の中の人から引き継いだ人と一緒に空港の外のタクシー乗り場に向かいました。
旅行代理店のホテル送迎車と同じ値段
ちなみに、私の他にもう一人、ぼったくりタクシーを利用してた人がいました。
後から日本の大手旅行代理店やホテルが手配するホテル送迎車の値段と比べてみると、このぼってくりタクシーの方が少し安かったので、まー良しとしときました。
ぼったくり空港タクシーの乗り心地
乗ったのはぼったくりの空港タクシーはこんな普通のタクシーでした。
ドライバーの人は英語は全く話せないようでしたが、感じは悪くなく、クラッシック音楽をかけてくれました。
ですが事前情報のロシアのタクシーの悪評通り、ガタガタした高速をとにかく飛ばす、飛ばす。
車間距離なんて少しも空けてはいけないかのように、左右に少しでもスペースを見つけると、即そっちへ動く。
おかげで車内の私も左右前後に揺れまくり、クラッシック音楽なんてゆったり聞いてる余裕がないどころか、死ぬかと思うほど怖くて、ホテルに着く辺りにはほとんど吐く寸前でした^^;
ちなみにチップは料金に含まれています。
混雑した場所でのアプリ配車は要注意
では、ヤンデックスやゲットタクシーなどのアプリでの配車サービスがいつでも良いかといえば、要注意の時間帯や場所があります。
空港の正面入口やボリショイ劇場前などのメジャーな観光スポットの一番目立つ場所や、繁忙時間である19:00~20:00の時間は避けたりずらすことをおすすめします。
モスクワ滞在中、CSKAモスクワ(チェスカモスクワ)のサッカースタジアムまで試合観戦に出かける際、ボリショイ劇場前でアプリ配車を試みましたが、同じくアプリでタクシーを読んでいた人達でごった返していました。
案の定、アプリから届いたドライバーの乗ってる車種を一生懸命探すもわからず、そのドライバーに電話したものの英語は全く通じずで、結局「Gett Taxi」からタクシーを手配するのを断念。
ホテル前で客待ちしていた黄色い普通のタクシーの中の英語を話せる若いドライバーを見つけ、「15分後にキックオフとなる試合に間に合うようにスタジアムへ行って欲しいけどいくらで行ける?」と声をかけました。
メーターをオフにして、この上の上の画像のアプリからビジネス車を配車した場合の値段と同じくらいの1000ルーブルで交渉成立。
英語は普通に話せるドライバー(スパルタルクのサポでしたがw)で、運転は空港から乗ったタクシーの3倍くらい猛スピードで運転してくれ、約束通り、ほぼ試合開始時間(実際にスタジアムに入ったのは20分位遅れたけど)には到着できました。
値段や時間の交渉が出来る英語が話せるドライバーだったら、(一応、普通のタクシーライセンス持っているドライバーだったら)使いようではないかと思いました。
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