2010年 シンプリーレッドの最終ライブを観に行った旅

2010年の12月、年内で活動終了が決まっていた、デビュー当時から大ファンだったシンプリーレッドの来日ライブを観に行ってきました。

それからというもの、どうしてもロンドンの最終公演にも行きた～い、という思いが大きくなり、ササッとググり、ポチっとチケット、航空券とホテルを予約。

難なく有給が取れそうな5泊7日のスケジュール。

ですが、現地はもの凄い大雪で、ユーロスターなどほとんどの交通機関が麻痺し、ヒースロー空港も何日も閉鎖されるというタイミング。

結果、ライブは無事観ることができたのですが、予定していた観光やカフェ巡りはほとんど出きませんでした。

でも、ヨーロッパ中が大混乱の中、多くの日本人観光客が帰国便の変更を余儀なくされている中、なんとか予定通り帰国することができたのはラッキーでした。

この記事ではこのライブ遠征旅の概要と旅程がわかるように、簡単なポイントと個別記事のリンクをまとめました。

ひとつの旅レシピとして、ご参考にして頂ければ幸栄です。

１日目（成田~ロンドン）

ヴァージンアトランティック航空901便エコノミークラス

往復の航空券はエアトリで、ヴァージンアトランティック航空のエコノミークラスの席を購入しました。

直行便で、比較的お手頃価格で、ANAマイルが貯められるということもポイントでした。

成田のカウンターで、同じエコノミークラスの少しだけシートピッチの広いお席に、5,000円で有料アップグレードしてみましたた。

結果、無駄遣いでした…爆

機内食ではヴァージンアトランティックのエコノミークラス機内食の代名詞で、なかなか評判の良かった松花堂弁当をトライ！

エコノミーの和食メニューとしては、なかなかなレベルなんじゃないかと思いました。

2回目の機内食は牛丼を。

ご飯はパサパサでしたが、ちょっと濃いめのお味が美味しかったです。

もうひとつ、ヴァージンアトランティックといえばエンターテイメント。

というだけあって、確かに映画や音楽のラインナップは豊富で全く空きませんでした。

ジ・アカデミー

ホテルは昔から馴染み深く、買い物や観光にも抜群に便利な大英博物館付近のホテルから選び、エクスペディアで予約しました。

ジ・アカデミー（The Academy）というホテルで、具体的にはお洒落エリアの一つであるグッジストリート駅近くにあります。

こじんまりしたブティックホテルということで少し期待していましたが、B&Bにちょっとプラスした感じでちょっと残念でした。

ですが、稀に見る悪天候の中の心細いひとり旅で、ここのホテルの一部のフレンドリーなスタッフにはいろいろと助けれれ増した。

２日目（ロンドン）

マークス＆スペンサー

ロンドンのスーパーで売っているビスケットの中で、今、一番お気に入りなのがマークス＆スペンサーのビスタチオ＆アーモンド・ビスケット。

ピスタチオの油がなんとも美味しいビスケットです。

これはお土産にも買って帰りましたが、皆から大好評でした。

クイーンのミュージカル「We Will Rock You」

ロンドン2日目、シンプリーレッドのライブだけでなく、大好きなクイーンのミュージカル「We Will Rock You」も観たいと思い、

レスタースクエア付近のチケットショップで格安で購入。

チケットショップではミュージカルをはじめ、コンサート、バレエ、サッカーなどのチケットも売っていて、現金とカード払いができます。

急に時間が空いたから何か観たいなってときに便利ですね。

３日目（ロンドン）

大雪で空港閉鎖。ライブは！？

ビクトリア＆アルバート博物館からみ大雪

雪はロンドン到着日から降り出し、徐々にその降りも激しくなってきました。

それに伴いロンドンはもとよりイギリスからヨーロッパ全域の交通が麻痺しだし、飛行機や列車の延滞やキャンセルが続出しだしました。

主要駅であるセントパンクラスの前やヒースロー空港の各航空会社のカウンター前には、どこも長蛇の列が数日続き、「寒波で大混乱のヨーロッパ」と報道された状況になってしまいました。

3日目は朝からビクトリア＆アルバート博物館へ行ったのですが、地下鉄も間引き運転になり、線によっては早々に運航休止になりだしたという博物館からのアナウンスで焦り出す私…(-_-;)

「今日のライブは無事にやるのか！？」という心配もあり、急いでホテルに戻りました。

それからライブに出かける夕方までは、スーパーM&Sで買ってきたお菓子を食べながらTVニュースをずっと観てました。

シンプリーレッドのライブ

結局、シンプリー・レッドのライブはキャンセルにならず、大感動のフィナーレで終了。

やっぱり行って良かった！

４日目（ロンドン）

スーツケースの鍵が壊れる

今回は大雪による街の大混乱に巻き込まれただけでなく、ホテルに到着後、スーツケースの鍵が壊れてしまい、ホテルのスタッフに鍵を壊してもらうというハプニングも。

なので、ハロッズ近くの旅行鞄屋で新たにスーツケースを買うことになり、さらに貴重な時間が奪われ、楽しみにしていたグルメ＆カフェ巡りができず、食事などは全て近場で済ませました。

YO! Sushi

イギリス式回転スシチェーンのヨー！スーシ（YO! Sushi）で握り寿司と巻き寿司を。

失敗の少なそうなサーモン系と裏巻などをピックアップ。

右のお皿のエビが乗った裏巻が意外と美味しくてびっくり^^

https://yosushi.com/

マンチキンズ

ホテルからも近く、大英博物館側にあるマンチキンズ（Munchkins）というレストランでフィッシュ＆チップスを。

専門店ではないので冷凍かもしれないけど、衣が香ばしくサクサクして、脂っぽさも感じさせず美味しかったです。

とても良い立地にありながら、リーズナブルな値段設定で、食事からアフタヌーンティーまでできて、日本語メニューまである気軽に入れるお店です。

https://www.munchkins-restaurant-london.co.uk/directions.html

ロンドン街歩き（ロンドン）

結局、ロンドン滞在の最終日になってもヒースロー空港は閉鎖されたままで、ユーロスターも全便キャンセル状態で、ロンドン、イギリス、ヨーロッパの交通網は大混乱したままでした。

そんな中、帰国便について心配しならが、クリスマスなロンドンの街をウロウロ、ショッピングをしながら、ゆったり過ごすことにしました。

ホテルのあったグッジストリートはオックスフォードストリートのすぐ裏。

大英博物館はもちろん、コヴェントガーデンにも、リージェントストリートにも歩いて行けるので、本当に便利でした。

グッジストリートはお洒落なパブやレストラン、インテリアのお店が多いエリアです。

５日目（ロンドン）

結局、帰国日前夜まで帰国便が飛ぶかどうかわからず。

その夜は深夜までずっと、ホテルの受付スタッフのロンドン大学のバイト君と一緒に、ラウンジのPCでつながらない航空会社の事前ネット予約画面と格闘も、翌日になったところでギブアップ。

６日目（ロンドン～成田）

冬のヨーロッパ旅行のリスク

帰国の日の朝、やっとこの日からヴァージンアトランティックの長距離国際線も飛ぶことが確定し、帰国便を変更する必要なく予定通り空港へ。

日本行きなどの長距離の国際便の一部は飛び始めていましたが、まだまだ空港閉鎖中で沢山のフライトがキャンセルされ、空港内は混沌とした状況でした。

ヒースローは床で雑魚寝状態の旅行者で一杯で、足の踏み場もなかったです。

今回は、雪が降る時期のヨーロッパ旅行のリスクについて、天候についは事前にしっかりリサーチし、考慮すべき点だと考えさせられた旅になりました。

帰りの便で隣だった人から聞いたのですが、フライトがキャンセルされた人達の対応は、ネットか電話での対応オンリーだったので、なかなか帰りの便の変更などが出来なくて大変だったそうです。

ヴァージンアトランティック航空900便エコノミークラス

帰国便は予定を変更した人達も多かったこともあり、満席でした。

機内食はローストチキンとスクランブルエッグを。

デザートのヨーグルトポリッジがお気に入りになりました。

７日目（成田）

無事に、予定通りに成田到着！

旅のハイライト